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教室運営のヒント NO,150◆人それぞれのやり方

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■私がコンサルタントの仕事を始め、初めての本を出版したころ
実弟が名古屋でプリスクールを始めました。

 

私も職業柄、弟がプリスクールを始めたことは
知っており、遠くからですが状況を見ていました。

 

本人も最初はすごく大変だったといいます。

 

スクールを立ち上げたばかりのころは、生徒も来なくて
資金繰りも大変で、このまま潰れるのでは、
やっぱり簡単ではなかった、と何度も思ったそうです。

 

この資金がなくなったら、潔く教室を辞めようと思った頃
少しずつですが、生徒が集まり始めたといいます。

 

今では、自分が本当に作りたかったスクールを
作ることができ、小さいながらも充実していると話します。

 

 

■ここまでだとスクール創業物語にしかなりませんが、
ここからです!シェアしたいと思った内容は。

 

もう少し、お付き合いください。

 

話をしている中で、いろいろなヒントを弟は私にくれました。

 

その中で1番印象的だったことが、「教室は1教室でいい」です。

 

私がスクールを経営していたころ、私の考えは拡大路線でした。
拡大し、全国に教室展開をすることが自分の夢でした。

 

しかし、弟は教室は1教室で十分、自分の考えはその教室のみで行う、
他のスクールが多店舗展開しようが、自分の理念は、
自分しか伝えることができないと考え、教室展開はしないといいます。

 

確かに私のお客さまにも1教室で十分だと考えられている方はいます。

 

その一方で、多店舗展開をしたいと考えるお客さまもいます。

 

多店舗展開しているからすごい!売上げが多いからすごい!
という基準ではないところでスクールを経営されている方もいます。

 

その考え方は人それぞれで、やり方も人それぞれだと思います。
私自身も、絶対に多店舗展開を!絶対に複数事業を!とはいいません。
お客さまにはその方にあったプランニングを提供します。

 

 

■自分で仕事をしていると、試験のように点数が付いたり、
合否判定が出たりはしません。

 

どこで成功なのかという判断基準も、他者評価によるものが
多いように思います。

 

だから、人の話を聞いて、自分のやり方を自問自答することも
あるでしょう。

 

ただ、自分の信念のもと、自分のやり方を貫くことは
非常に大切なことだと、弟に改めて教えられました。

 

もし、自分のやり方に悩まれている方にとって
少しでもお役にたてればと思い、今回お伝えしました。

 

ちなみに、彼が行っているプリスクールでは、英語教育の前に
「しつけ」をポリシーとして行い、まず保護者に徹底的に
お話をするそうです。

 

かなり厳しいこともお伝えするようですが、開業後7年経ちますが
1度もクレームがないといい、その「しつけ」を求めてお客さまが
スクールに来るそうです。

 

 

 

 

 

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