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教室運営のヒント NO,145◆教育産業市場に関する調査結果 2015

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■矢野経済研究所より
「教育産業市場に関する調査結果 2015」が発表されました。

 

 

サマリーは以下の通りです。

 

◆2014年度 教育産業全体市場は前年度比ほぼ横這いの2兆5,253億円
主要12分野のうち、市場拡大6分野、市場縮小6分野に

 

◆2014年度 学習塾・予備校市場は前年度比0.2%増の9,380億円、
少子化による顧客層の減少が進行する中、参入事業者間の業績に
おいて明暗が分かれる

 

◆2014年度 英会話・語学学校市場は前年度比1.4%増の3,070億円、
子供の早期英語教育需要の高まりが市場拡大を牽引

 

◆2014年度 eラーニング市場は前年度比15.7%増の1,745億円、
公教育におけるICT活用が注目される環境下、大手教育事業者を
中心にその取組みを強化

 

 

市場規模が前年度より拡大した分野は、

 

「学習塾・予備校市場」

「英会話・語学学校市場」

「幼児英才教育市場」

「企業向け研修サービス市場」

「eラーニング市場」

「幼児向け英語教材市場」

 

の6分野ということでした。

 

 

■ここで少し気になった点が、学習塾・予備校市場です。

 

英会話・語学学校市場に関しては、
2020年度までは市場が爆発的に拡大することはないですが、
確実に右肩上がりにはなると考えています。

 

ただ、学習塾・予備校市場の成長は過渡期を迎え、
縮小傾向に向かっていくと思っていましたが、
微増をしています。

 

これは市場が拡大したというより、若干顧客単価が
上がって起きた現状ではないのかと推測しています。

 

そのため、2014年度は前年に比べ、売上の市場規模は
微増しましたが、やはり苦戦が考えられます。

 

 

■また、経営者の方から「スカイプ英会話」について
聞かれるのですが、私自身はあまりお勧めしていません。

 

理由はいろいろとあり、ここでは割愛させていただきますが、
調査では、「個人を対象とするeラーニングサービスは、
無償ないし低価格で提供されるサービスが中心となっていくことが
想定され、今後は、サービスの増加に対し、市場拡大は大きくは
見込めない」と締めくくっています。

 

 

今後の市場動向に注目していきます。

 

 

出典「教育産業市場に関する調査結果 2015」
矢野経済研究所

 

 

 

 

 

 

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