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2015.3.3
教室運営のヒント NO,81◆良いレッスンをしていれば...
「良いレッスンをしていれば、いつか認められる」と
考えている方も多いのではないでしょうか。
こういった考えは、特にスクール業界だけにあるわけではなく
日本企業の多くが思っていることです。
「モノづくり信仰」とでもいうのでしょうか。
実はここに大きな落とし穴があるわけです。
たとえば、携帯電話機がその典型だと考えられます。
日本メーカーが作る携帯電話は、ずばぬけた品質と機能を持っています。
これは海外にある携帯電話を見てみれば、その違いにすぐに気付くほどのものです。
しかし海外では、フィンランドのノキアや韓国のサムスン電子に歯が立ちません。
これは技術の独善におぼれ、マーケティングの部分をおろそかにしてきた結果だと
考えられます。
ブランドも浸透していなければ、販路も確保できていない状態では、
たとえ、良いもの作っても消費者の手には届くことがありません。
さらに消費者が何を求めているのかわからないから機能ばかり
追い求めてしまっているわけです。
これは携帯電話機以外にも、エアコン、洗濯機など電機にいえることです。
また同じことがスクール業界にも言えます。
マーケティングに対する知識や知恵をつけないで、ひたすら良いレッスンのためだけに
学習していくこと。
さらにその学習内容は消費者の求めているものをリサーチしていないために
ずれてしまっていること。
もしこのような状況であったとしたらどうでしょうか。
「良いレッスン」はいったい誰のために、
また誰が「良いレッスン」だと感じるのでしょうか。
ここを間違えないようにしなければいけません。
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