前回に続き、イベントの考え方についてお話していきます。

イベント関する考え方ですが、私は２つを考えていること。

▼１つは、既存の生徒に対するもの。
▼もう１つは、新規の生徒に対するもの。

ということをお話しました。

今回は、新規の生徒に対するイベントの考え方についてお話していきます。

まず新規の生徒に対するイベントは目的によって内容が若干変わってきます。

それは、『２ステップマーケティング』をするのか、しないのかということが
ポイントになります。
また知名度アップだけのイベントにするか、どうかということです。

このようにまずどのような目的で行うかを、
しっかりと決めておかなければいけません。

人を集めるだけであれば、そんなにも難しくはありません。

たとえば、教室近くでお祭りなどのイベントが行われていれば、
それに便乗をするだけでもかなりの集客は可能になります。

これは教室の立地もポイントになりますが、教室として集客しなくても、
地域で行われているイベントが人を集めてくれるわけです。

実際に、私の教室でもこういった地域のイベントを使い、
１日の集客を２００～３００名までしました。

もちろんただ教室の入口を開けているだけでは、無理かもしれませんが、
工夫をすれば集まるのです。

しかし１日の２００名集客したからといって、目的をしっかりとしておかなければ、
知名度アップにもつながりません。

もちろん体験レッスン申し込みや入会にはつながることはありません。

先ほどお話したとおり、集まった人たちをどのようにして体験レッスン申し込みに導き、
また入会へ導くのかという方法を考える必要があります。

その方法として『２ステップマーケティング』で、
まず名前や連絡先を取得する方法をとり、
その後、体験レッスンから入会へと結びつけていくというものがあります。

まず見込み客を集めて、リスト化していく方法です。

このリスト化ができていけば、効果的なプル型の生徒募集が可能になってきます。

要するに、イベントの目的を

▼知名度アップ
▼リスト集め

さらに『即効性のある生徒増加』にするのかということを決めて行うようにしなければ、
労働量のわりに結果がでないものになってしまいます。

せっかく行うものですから、よく考えて実施しなければいけません。