教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2015.1.16
教室運営のヒント NO,53◆『退会防止について考える』
春の生徒募集はいかがだったでしょうか?
まだ5,6月も入会者の増える時期です。入学、進学、入社、転勤などの新しい環境に
慣れそれでは何か新しいことを始めようと考えている消費者も多いです。
特に子どもの場合はこの傾向はかなりあります。
幼稚園に入園、小学校へ入学したばかりは、子どもの生活環境が変わりますので、
新しい環境に慣れてからと考えている親御さんもかなりいます。
3,4月の生徒募集がうまくいかなかったあなたも諦めずにしっかりと
募集活動をしていきましょう! まだまだ大丈夫ですよ!
話が少し変わってしまいますが、こういった春の時期に入会してくる新しいお客さま、
本当にたくさんいると思います。
せっかくあなたの教室を選んでくれたお客さまです。
苦労をして募集をした大切なお客さまです。
そのお客さまが入会してすぐにやめてしまう。ということになると大変です。
そうならないようにするためにも、入会直後の対応は重要なものになります。
【どのように重要なのか】また【どうすればいいのか】について
『退会防止』を交えてお話したいと思います。
まず、私が経営していた教室のことですが【退会者の60%が、入会後3ヶ月以内だった】
というデータがあります。
私の知る限りでもこのデータが、どの教室にも当てはまるとは言いませんが、
やはり入会後すぐの退会者は多いのではないでしょうか。
それでは、どうして入会後すぐに退会するお客さまが多いのでしょうか。
これには、私なりの考えた原因があります。
それは、お客さまが入会したばかりの時期は、体験レッスンの延長だと考えているからだと思います。
どういうことかと言いますと、実際に体験レッスンを受けて教室の説明を聞いてお客さまは
入会をされていると思います。
その時点では、しっかりと説明をされているはずですからお客さまは納得して入会されているはずです。
しかしまだ心のなかには「本当に続くかなぁ・・」「私にあうのかなか・・」
「時間の都合がつくかなぁ・・」「レッスンはどんな感じだろう」など不安な要素が
残っていることがあります。
また実際に通い始めてから起きる不安要素もたくさんあるわけです。
こういった不安要素を持ちつつ、講師やレッスン、または教室の対応を試しているのです。
そのため不安要素が的中してしまった場合は、残念ながらお客さまは退会という道を選んでしまうわけです。
それではどのようにすればいいのか。
それはお客さまが持っている不安要素を取り除いてあげればいいわけですが、
これがなかなかできている教室がないのが現状だと思います。
簡単に『お客さまに気遣いをしなければいけない。』と言っても、
抽象的な言い方なのでそれでは『何をどうすればいいのか。』という具体的なことがないと
経営者であるあなたは分かっているかもしれませんが他の講師を含めたスタッフは
分からないかもしれません。
何となくと言う感覚ではなく、具体的な指示を出すことができなければこういった原因を
解決することはできません。そこで次回は、私が行った具体的な対応策についてお話したいと思います。
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