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教室運営のヒント NO,52◆行動を起こす重要性

あなたは、何かを思いついたらすぐに行動する方ですか?
それともなかなか行動しない方ですか?

 

今回はこの行動するということについてお話したいと思います。

 

多くの人はなかなか思い立っても行動するということができないのではないでしょうか。

 

それでは、どうして多くの人はなかなか行動することができないのでしょうか。

 

新たなことを始めることを面倒だと思うこともあるでしょう。

 

行動することにより、今までなかったことが起きる可能性もあるでしょう。

 

それは、いいことがあるかも知れませんが、逆に悪いことがあるかも知れません。

 

こういった不安要素があると人は動きを止めてしまいがちです。
しかしいろいろなことを試みれば、それに対して障害が出てくるのは当然なことです。

 

その障害をひとつ、ひとつクリアにしていくことにより成功に近づいていくはずです。

 

もちろん新たなことを始めなければ、こういった障害はきっと起きないでしょう。
その代わり成功も手に入れることもできません。

 

また成功を手に入れることができないばかりか、すぐにはわからない程度に悪化していきます。

 

このすぐにわからない程度というのが厄介なのです。

 

すぐにかなりの痛みを伴うものであれば、人は気付いて何とかしようと思い、
大事に至らないように行動を起こします。

 

しかしもし痛みを伴わないものであればどうでしょう。
なかなか気付かないでいるのではないでしょうか。

 

そしていつの間にか、取り返しのつかない状態になっている。

 

ここで『かえる』のお話をします。
かえるを熱湯のなかに入れれば、びっくりしてすぐに飛び出してきます。

 

しかし水のなかに入れ、その水を徐々に熱していくとかえるはそのまま気付くことなく
熱されて死んでしまいます。

 

ご存知の方のいらっしゃると思いますが、こういった『かえる』のお話があります。

この『かえる』をあなたは笑うことができるでしょうか。

 

今のままで大丈夫と思っていても、何か行動を起こさなければ、現状維持はできません。

 

商売、教室経営に人間であれば持っている自然治癒力はありません。

 

確実に悪化していきます。自然によくなったり、直ったりすることはありません。
ましてや時間が解決してくれることもありません。

 

「何かいいことないかなぁ」と思っているだけでは、いいことなど起こりませんし、
「何とかしよう」と思って、ただ考えているだけでは何ともなりません。

 

行動を起こすことは、確かに大変なことかもしれません。

 

こういっている私も行動を起こすために、いろいろと考えすぎてなかなか行動を
起こすことができないこともあります。

 

よく言われる『石橋を叩いて渡る』ではないですが、私の場合は慎重に慎重を重ねすぎ、
『石橋を叩いて壊し、渡れない』という何とも情けないことも数多くやってしまいました。

 

慎重になるキモチも、こんな私ですからよく分かります。
しかし成功するか、失敗するかは、実際に行動してみなければ分からないこともあります。

 

よく成功者は、行動が早いと言われますが行動が早いから、
行ったことすべてがうまく行っているわけではありません。

 

多くの失敗や挫折も経験しているはずです。
しかしうまく行かなかったとき、行動が早いため修正することができるのです。

 

同じ考えるならば、行動をしながら考えた方が方向修正もしやすく、
成功に早く近づくことができるということです。

 

もしあなたも行動を躊躇しているのであれば、まずは動いてみてください。

 

もし間違っていれば修正をすればいいのです。
『明日からやろう』では、なかなか行動できません。

 

『機会損失』という言葉があるように、行動を起こさないためにチャンスを逃す場合もあります。

 

これは私も教訓にしていることですが、『今日できないことは、明日もできない』
この言葉を常に頭に入れ行動してみるのはいかがでしょうか。

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