教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2021.2.26
教室運営のヒント NO,361◆助成金に関する勧誘に注意!
■新型コロナウイルスにより、運営に影響を受けている
スクールも多いと思います。
資金に不安がある経営者もいるでしょう。
少しでも資金を、と思っているときに、
「助成金やりませんか?」と電話がかかってきたら…
さらに、
・雇用保険対象の労働者を1人以上雇っている。
・労働保険料を滞納していない。
・しばらく会社都合での解雇をしていない。
これらに当てはまる場合は、助成金の対象となる可能性があります。
と言われたら…
「なるほど!そんな便利な制度があるなら使ってみよう」
と思う気持ちも分からなくありません。
何より助成金は「返済不要」です。
■さらに、助成金は、さまざまな目的で活用できます。
・高齢者の雇用安定
・派遣社員や契約社員などを正社員化
・未経験者のトライアル雇用
・研修の実施
・健康づくり制度の整備
なかでもよく活用されている助成金に、
「キャリアアップ助成金 正社員化コース」があります。
この助成金は私のお客さまにも情報をお伝えしているものです。
ちゃんと受給できるのであれば、申請をしておきたいのが助成金です。
しかし、最近問題となっているのが助成金の不正受給です。
たとえば、
・正社員として雇っているが、「契約社員です」と嘘をついて、
正社員化の助成金をもらう。
・実際は研修を行っていないのに、「研修をした」と嘘の事実を
書いて申請する。
・「対象労働者の出勤簿の写し」をあとから適当な出勤簿を作成して、
その写しを提出する。
これらのことを勧めてくる業者がいます。
もしくは、知らず知らず間違ったことを行ってしまう会社もあります。
■2019年4月から、助成金の発覚したときのペナルティがとても
厳しくなっています。
それを知らずに「よく分からないから、社外に依頼しよう」と考えていると、
会社が大きなリスクを背負うことになりかねません。
社会保険労務士だから大丈夫ということもありません。
手数料や顧問料を請求して、結局申請できませんでした。
または、連絡が取れなくなった、というところもあります。
喉から手が出るほど、お金が欲しい時もあります。
だからと言って安易な勧誘に乗ってしまうと、
逆にお金を損することもありますし、厳しいペナルティを
受けることもありますので、ご注意ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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お一人で悩まず、
まずは気軽にご相談ください。