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2021.1.25
教室運営のヒント NO,351◆逆張りをする
■先日、全国民間カルチャー事業実務者交流会にて、
私の他にもう一人、講師をされた方がみえたのですが、
その方のお話しで印象に残ったことをシェアしたいと思います。
さて、突然ですが、
皆さん、「逆張り」と言う言葉をご存知ですか。
金融・経済・証券用語で、
相場のトレンドにあわせた取引をする「順張り」と、
これとは逆にトレンドと反対の取引をする「逆張り」
と言います。
つまり、主流とは違うことをするのが「逆張り」
と言うことですね。
■話しを元に戻しますが、その講師の方が、
自分の仕事をどうしようかと考えたとき、
「逆張り」で考えたそうです。
その方はファッションアドバイザーを
生業にしています。
ファッションアドバイザーって、ネットで検索すると
分かるのですが、結構いるんですよね。
そうなると、後発の自分がどのようにすれば、
他と違って仕事になるかを考えたそうです。
そこで気付いたことが。。。
そもそもファッションをおしゃれに着こなす人たちは、
ファッションが好きで、興味がある人たちだと。
でも、ほとんどの人たちはおしゃれに着こなすことが
できない、もしくはできていない。
■多くのファッション雑誌は、おしゃれな人向けに
作られている。
じゃあ、自分はおしゃれじゃない人向けに
ファッションの情報を配信しよう。
ファッション雑誌は、写真などの画像がメインに
構成されているから、自分は画像で伝えるのではなく
文字、文章で伝えようと。
今までのファッション業界が、ターゲットにしていなかった
おしゃれじゃない人たちをお客さまにすること、
これが「逆張り」の発想と仰っていました。
■確かにこの発想は、私も英会話スクール経営時代に
考えたことでした。
多くの子ども英会話スクールのターゲットは
アッパーミドル層やミドルクラス層でした。
その層をターゲットにするには競合他社が多く、
簡単には教室展開をすることができません。
そこで、私は他がターゲット層にしない
ロウアークラス層をターゲットにしました。
これも今、言語化するのであれば「逆張り」と
なると思います。
他業種、他業界でもビジネスの原理原則は
同じことだと実感したお話でした。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
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お送りください、お待ちしております。
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