教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2015.1.9
教室運営のヒント NO,49◆教室の利益を上げる方法
教室運営で利益を上げるためには、どのような方法があると思いますか?
今回はこのことについてお話していきたいと思います。
それでは、あなたはどのような方法があると思いましたか?
教室運営で利益を上げるためには、
1.生徒数を増やす。
2.客単価を上げる。
3.継続率を上げる。
だいたいこの3通りになると思います。
これらの要素を、バランスよくアップさせることにより利益を格段に上げることが
可能になります。
たとえば、すべてが20%ずつ向上したとすると、
120%×120%×120%=172.8%の増大につながります。
単純にひとつの要素を70%アップさせるより比較的に簡単になってきます。
これらの要素のなかでは、生徒数を増やすことばかり目が行き、
継続率や客卖価を上げることはあまり考えられていないもの事実です。
特に客単価を上げるアプローチに関してはまだまだだと思います。
もし客単価を上げていくという方法を考えるとするならばきっと真っ先に思いつくのは
「授業料の値上げ」ではないでしょうか。
しかし客単価を上げたいからといって、むやみに授業料を値上げばかりしていては、
今度は顧客離れが始まってしまいます。
それでは、上記の3番にある継続率を上げるという部分がマイナスになる可能性も
でてきてしまいます。
そこで客単価を上げる方法に、一般的な考え方で「クロスセル」と
「アップセル」というものがあります。
それでは、それらについて少し説明をしていきます。
「クロスセル」とは、ある商品に関連する別商品を促進することをいいます。
お店に買い物に行くと、つい関係のないものまで買ってしまうことがあると思います。
たとえば、コンビニのレジの近くにあるガムに手を伸ばしてしまったり。
ハンバーガーショップで「ご一緒にポテトもいかがですか」は典型的な方法です。
また「アップセル」とは、購入した商品の買い替えやアップグレードを提供し
「より上位の高額な商品」の購入を促すものです。
たとえば、電化製品で洗濯機の旧モデルを格安販売します。
すると洗濯機の新規購入や買い換えようと考えている人が集まってきます。
そこで、その旧モデルの隣に新モデルを置き、新製品の機能や特徴を紹介します。
このように「目玉商品」で消費者の目を引き、購入を前向きに考えた人に対し
上位の商品を提案するという方法です。
これが「クロスセル」と「アップセル」になりますが、お分かりいただけたでしょうか。
たとえば、商品を販売する小売業になっていますので、理解はできたけど教室経営に
あまり関係ないのでは・・と思われたかもしれません。
そこで、私が考えるのはこういった方法を教室経営でも使えるのではないかということです。
たとえば「クロスセル」の関連商品を販売するに関しては、
教材を販売することにより、客単価を上げることができます。
また「アップセル」に関しては、内容や金額のグレードを上げたレッスンを
提供することにより客単価を上げることができます。
このような考え方で客単価を上げ、教室経営の利益を上げることが可能になります。
アイデアで教室経営は格段によくなっていきます。
ぜひ、あなたも考えられてみてはいかがですか。
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