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教室運営のヒント NO,47◆チラシの役割

今回は、チラシの役割についてお話したいと思います。

 

その前に最近ネットでブログを見ていると、
「新聞折込みをしても反忚が全くない。」
「体験レッスンの予約がやっと1つ。」

などいろいろと春の生徒募集に苦戦している状況が書かれています。

 

確かに春は生徒確保の最高の時期であることは間違いありません。

 

しかし同時に数多くの英会話スクールや学習塾などの教育関連の教室が
生徒募集をします。

 

大手直営英会話スクールでは「入会金が4月末までなら無料!」
「ただ今入会された方には○○をプレゼント!」などをうたって
生徒募集をテレビCMや雑誌広告、新聞折込みで資金を大量に使って行ってきます。

 

そのなかで、新聞折込みを数回した程度では大手直営教室の陰に隠れてしまい
思うような結果がでないケースが多いのではないでしょうか。

 

しかしこのまま陰に隠れてしまい「あ~、やっぱりだめだった・・」
と落胆していては、何も始まらないと思います。

 

そこで少しでも何とかしようと考えているあなたに、質問をしたいと思います。

 

早速ですが、あなたはチラシの役割をどのように考えていますか?

大手直営教室の陰に隠れてしまうチラシもあれば、実は陽の当たる場所に出て
しっかりとお客さまにアピールしているチラシもあります。

 

唐突な質問ですが、どうでしょうか。

 

そうですね。まずひとつは新聞折込みなどの広告の役割がありますね。

 

私たちの代わりに、営業マンとなってお客さまに教室のことを伝えてくれます。

 

しかし今多くの教室のチラシは、営業マンとしては力不足です。
そのため先ほどお話したとおり、陰に隠れてしまいます。

 

その理由としてまず考えられるのは、言いたいことしか言っていないからです。

 

今のお客さまは、その教室がどれだけすばらしいかを知りたいのではなく、
その教室は「自分をどうしてくれるのか」「子どもをどのようにしてくれるのか」
ということを知りたいのです。

 

そのため、自教室のPRはどのチラシもすごくうまいのですが、
反応率がいまいちなのはそのためです。

 

実際に、初めて知り合った人と会話をしていてその人の話が、
いかに自分はすごいかという自慢話ばかりだったらどうでしょうか。

 

その人の話をずっと聞いていたら、ひたすら自慢話を話されこちらの話を
聞いてくれなければどうでしょうか。

 

きっと真剣に話を聞かないと思います。

 

さらに、チラシの役割を新聞折込みだけで考えていることです。

 

もっとチラシを対象とする消費者に見てもらうために新聞折込み以外の役割を
与えてあげなければいけません。

 

チラシを新聞折込みしても反忚がないと嘆くより、いかにどうすれば反応が
上がるのかを考えなければいけないと思います。

 

通常言われているチラシの新聞折込み反忚率0.03%では、
採算割れになっていくのは当然です。

 

そうならないためにも、チラシの役割をもう一度よく考え
新聞折込みだけではないその目的にあったチラシ作成やチラシの使い方を
してもらいたいと思います。

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