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■特定サービス産業動態統計調査6月分の確報が
8月18日に発表されました。
今回の調査結果を基に、
・学習塾
・英会話スクール
・フィットネス
の6月の状況を見ていきます。
■まずは、学習塾
1月 101.6
2月 101.9
3月 95.2
4月 85.3
5月 78.9
6月 93.1
となっております。
これらの数値は対前年比売上高になります。
■次に、フィットネス
1月 100.6
2月 100.5
3月 63.6
4月 30.0
5月 5.6
6月 48.4
■そして、英会話スクール
1月 99.8
2月 101.6
3月 66.6
4月 50.1
5月 42.3
6月 74.4
■6月はどれも5月に比べると売上を戻してきています。
緊急事態宣言が解除され、6月は7月、8月に比べ
感染者数が増加傾向になかったため、
人の動きがあったと思われます。
しかし、それでも前年比ではマイナスとなっており
7,8月の状況を見ていると、楽観できない数値です。
■また、別の角度から、
・学習塾
2017年 101.2
2018年 100.6
2019年 101.2
2019年
4~6月 101.7
7~9月 102.9
10~12月 99.7
2020年
1~3月 99.6
4~6月 85.9
・フィットネス
2017年 100.6
2018年 101.1
2019年 99.8
2019年
4~6月 99.3
7~9月 100.4
10~12月 99.3
2020年
1~3月 88.1
4~6月 28.1
・英会話スクール
2017年 100.8
2018年 104.0
2019年 99.4
2019年
4~6月 96.8
7~9月 99.9
10~12月 98.3
2020年
1~3月 88.5
4~6月 55.6
実は、コロナの影響の前の2019年に
「フィットネス」と「英会話スクール」は
売上高が前年割れをしています。
また、すべてが2019年10~12月期には、前年割れをしており
消費税増税の影響を受けていることが分かります。
この結果数値だけを見ると、コロナの影響がなかったとしても
2020年は前年比で上回ることは難しかったかもしれません。
7月、8月の状況は追って注視していこうと思いますが、
一つの目安として、2020年は前年比90%以上であれば
及第点になるのではないでしょうか。
■スクールの廃業や倒産も増えるでしょう。
地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
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