教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2020.8.21
教室運営のヒント NO,336◆倒産するスクールの共通点
■先日、学習塾大手、7社の4~6月期の決算が発表されました。
https://englishschool.seesaa.net/article/476801784.html
サマリーとして、
・全社の最終損益が悪化した。
・ステップは単独最終赤字に転落し、ほか6社は赤字幅が拡大した。
・広告宣伝費の抑制や家賃の引き下げ交渉など、コスト削減に踏み
切る動きも増えたが、売り上げの落ち込みを補えなかった。
・授業を休講したことや、対面での入会相談ができなかったことが響いた。
となります。
詳しくは上記URLでご覧になってください。
■新型コロナの感染が再拡大し始めたことで、多くの経営者たちは、
またしても大きな不安を抱えるようになりました。
「もうこれ以上は耐えられない」
「やっていける自信がない」
と思われている方もいるかもしれません。
上記のように学習塾大手も業績が悪化しています。
不安になる気持ちもわからなくはありませんが、
このような状況下でも生き残っていかなければいけません。
しかし、頑張っているものの、いつの時代にも倒産してしまう
スクールには共通点があります。
■では、その共通点とは何でしょう。
・変化を受け入れられない
今回のコロナに限らず、倒産してしまうスクールに共通することは
『変化を受け入れられない』という性質を持っています。
これはスクールだけではなく、
「ウチはこういう店だから」「ウチにはこだわりがあるから」
という考えている経営者は決して少なくないです。
それは常に変化が起きている世の中で、自分だけ変化を拒んでいる
といっても過言ではありません。
たとえば、オンライン化に対して、
「レッスンがオンライン向きではない」「お客さまが求めていない」
とオンライン化をしなかったスクールもありました。
そういうスクールは、時間とともにじわじわとお客さまからの需要が
なくなっていきますし、今回のような突発的な変化に対応できずに
潰れてしまう可能性が非常に高いのです。
・商品に愛着を持ち過ぎている
自分の商品やサービスに自信や誇りを持つことは決して悪いことでは
ありません。こだわりを持つことも悪いことではないです。
しかし、「お客さまは何を求めているのか」ということを
見失ってはいけません。
どんなに良い商品やサービスも永久に需要があるわけではありません。
人の価値観が変われば需要も変わりますし、世の中に変化が起きても
需要は変わります。
それを理解せずに、自分の商品やサービスに愛着を持ち過ぎてしまうと、
取り残されてしまうことになります。
その商品やサービスは誰のため?ということを常に考える必要があります。
■スクールの廃業や倒産も増えるでしょう。
地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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