教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2020.2.6
教室運営のヒント NO,329◆よくある誤解 第3弾
■さて、以前にもお伝えしたテーマですが、
なかなか反響があったので、第3弾を
お届けしたいと思います。
いろいろなご相談をいただくのですが、
そのなかで、少しピックアップして
みなさんとシェアしたいと思います。
ピックアップするのは、正しいと思っていることが
実はちょっと違うよ、ってことです。
皆さんのスクール業界は、思っているより
横のつながりがなく、情報も偏っていることが
あります。
今は、ネットで調べると、悩みに対する解答が
あったりもする場合もありますが、
人によっていっていることも違うし、
何よりも根拠のない解答が多いように思えます。
■そこで、今回はマーケティングに関することを
ピックアップして、私なりの解答をだしていきますね。
私の解答が100%正しいとまでは言いません。
ただ、常に自分よがりの解答にならないように
その道のプロに方とも話していることなので、
ネットで調べたものよりは信憑性は高いと思いますよ。
■事例7
ターゲットを絞ると対象者が減るので怖い!
「ターゲットを絞りましょう!」というフレーズは
マーケティングの書籍を見ると、必ず書いてあります。
ただ、そういった書籍を読んだとしても、
ターゲットを絞ったら、対象者が減るんじゃない?
今でも問合せが少ないのに、対象者を減らしたら
もっと問合せが来なくなるんじゃない?
と思われている方、あなたもそう思っていませんか?
実際に私のところにご相談に来られる方で、
同じようなことを思っている方、いらっしゃいます。
確かに不安な気持ちもあると思いますが、
少しターゲットのことを考えてみませんか。
ターゲットを絞ることは、来られるお客さまを
想像することだと、私は思っています。
どういったお客さまが来るのか、
どういったお客さまを呼びたいのか、
そのお客さまへメッセージを送る必要があります。
年齢層や性別、職業と満遍なく対応するメッセージが
作ることができればいいのですが、実際には難しいです。
また、できたとしてもぼやけたメッセージになってしまいます。
そのため、いま届けたい人へメッセージを作ること、
これがターゲットを絞ることになり、
逆にしっかりとメッセージが届けば、問合せが減ることは
ありませんよ。
結論として、ターゲットを絞ることを怖がらないで。
■事例8
強みは差別化になる
「強み」や「差別化」というフレーズも
マーケティングの書籍を見ると、よく書いてありますね。
あなたのスクールの強みは?と聞かれたことはありませんか。
すぐに答えられる方は、しっかりと自分のスクールのことを
理解していますね。
すぐに答えられない場合、少し考えてみるといいです。
では、強みは差別化になるのか、という点です。
差別化は他社にないサービス等を持っているのかという
ことです。
つまり、自社の強みでも、他社が同じサービス等を持っている場合
差別化にはなりません。
なので、他社にない強みであればYES。
他社も持っている強みであれば、NOになります。
■事例9
差別化できる強みを持っていれば問題ない
もう少し事例8を突っ込んでいきます。
他社との違いが明確な差別化は必要不可欠です。
しかし、差別化があるからと言って、
常に競合スクールに勝てるわけではありません。
えっ??と思われるかもしれません。
が、差別化となる強みも、いわゆるスクールの特徴だと
お客さまのスクールを選ぶ気持ちには響きにくいです。
お客さまが知りたいのは、スクールの特徴ではなく、
そのスクールに通うことによってどうなるのかという
ベネフィットです。
たとえば、「駅に近い」という他社と差別化できる強みがあったとします。
「駅に近い」はある意味、そのスクールの立地の特徴です。
駅に近いことにより、お客さまが得られることって何でしょうか。
また、「ベテラン講師が多くいる」という強みは、
お客さまがどういったことを得られるのでしょうか。
差別化できている強みを、お客さま目線で、お客さまを主語とした
メッセージにして伝えることができていない場合、問題は出てきます。
■今回は、マーケティングに関することを3つピックアップしました。
また、その解答をより詳しく知りたいという方は
個別にご相談くださいね。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
info@no-border.com
お問い合わせ Contact
お一人で悩まず、
まずは気軽にご相談ください。