教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2020.1.20
教室運営のヒント NO,327◆「やりたいこと」と「商売をすること」の違い
■開業を検討されている方や本業以外で新しくスクールビジネスを
検討されている方からご相談をいただきます。
初めて内容を聞いたときに
「これはいける。」
「これは少し工夫と努力が必要だ。」
「これはかなり工夫と努力が必要だ。」
の3つのカテゴリーに、私自身で分けています。
初見なので、かなり私の経験則によるところが大きいのですが、
今まで、「これはいける。」と思ったプランは、
100%うまくいっています。
その他の2つに関しては、私以外の人であれば、
「いける」と思われるものもあるかもしれません。
しかし、多くのプランは独りよがりなものが
多いように思われます。
■たとえば、今、流行っているからと言って
安易に行いたいと考えている方のプラン。
流行っている度合いにもよりますが、
ある程度、同様のサービスを提供している店舗が
増えてきているのであれば、ニーズはあると思います。
しかし、容易に行いたいと考えている方は、
流行っているし、ニーズもあると思うから
始めたい!
早くやらないと、他がやり始めてしまう!
と、焦っているケースもあります。
そういった方へは、このような質問をします。
「どういった方が通ってもらえるか、
お客さま像は見えていますか?」
「そういったお客さまはどこにいると思いますか?」
「教室はどこで開校する予定ですか?」
この辺りが曖昧な場合、どれだけニーズがあったとしても
もう少し工夫と努力が必要になります。
■また、自分にはこういった能力があるから
その能力を提供したいと言うプランを持っている方。
唯一無二の能力であれば、それを欲するお客さま像が
見えていれば、「いける」になりますが、
能力に他者との優位性がなく、差別化が必要な場合は
もう少し、もしくはかなり工夫と努力が必要となります。
皆さん、自分自身で「やりたいこと」はあると思います。
そのやりたいことを商売にできれば、それは素晴らしいことです。
しかし、やりたいことが常に商売になるわけではありません。
商売にするためには、やりたいことをお客さまに提供し、
お金を得なければいけません。
私はやりたいことをやっているという方でも、
実際はお金になっていないということもあります。
残念ながら、やりたいことをする=商売をすることには、
なかなかならないのが、現実です。
もし、やりたいことを商売にするのであれば、
安易に考えず、工夫と努力が必要だということを
忘れないでほしいと思います。
責任ある人、自らが動かない、他人任せや
他もうまく行っているから自分のところもと言う希望的観測、
何でも自己流に行うことをしなければ、
「やりたいこと」が「商売になる」可能性は上がってきます。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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