教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2019.10.11
教室運営のヒント NO,321◆教室は1カ所か複数か?
■1カ所で500名以上の教室を作るか
複数で500名以上の教室を作るか
どちらがいいと思われますか?
教室の立地や資金状況にもより、
絶対的にどちらがいいというわけではありません。
しかし、どちらにもメリット、デメリットが
あることを覚えておいてほしいです。
■1カ所で500名以上の教室の場合
メリットとして
・管理がしやすい
・家賃負担が増えない
・シェアを取れる
といったところですね。
また、デメリットとして
・市場に限界がある
・純増しにくい
・教室のキャパを考えなければいけない
と言う点が考えられます。
■複数で500名以上の教室の場合
メリットとして
・市場が広がる
・純増がしやすい
・教室のキャパを考えなくてよい
といったところです。
また、デメリットとして
・管理が難しい
・家賃負担が増える
・物件を探さなければいけない
と言う点が考えられます。
■この2つのメリット、デメリットですが、
相対的に見てもらうとお分かりになると思いますが、
片方のメリットがもう片方のデメリットに
なっています。
スクール経営で、基本的に考えなければいけないことが
既存教室を前年比でマイナスにしないこと、です。
これは、1教室の場合でも、複数教室の場合でも
同じことが言えます。
つまり純増し続けることが必要です。
純増を続けるには!
■純増をし続けるという点だけを考えるならば、
1カ所より、複数箇所の方がやりやすいです。
それは、生徒数が増えれば、退会者数も増えてくるからです。
その増えてくる退会者数以上に新規生徒を
募集しなければいけない
プレッシャーは相当なものになるでしょう。
しかし、複数教室にした場合、教室を任せることができる
人材が必要になります。
1カ所のようにレッスンを任せるだけではなく、
教室自体の収支を把握してもらわなければいけません。
複数の教室を作ったけれども、管理ができずに
採算が取れない、赤字教室になってしまうと
複数教室を運営するメリットはなくなってしまいます。
また、複数教室や複数の講師が抱えることにより、
オーナーの考えを浸透させることが、
少しずつ難しくなっていきます。
■この選択は、冒頭にもお伝えした通り、
どちらがいいというものではありません。
スクールを経営される方のビジョンによります。
売上が10億円近くあるスクールでも、
借入金額が多く、経営者の役員報酬も負担に比べると
低いところもあります。
逆に売上が1億強のスクールでも
役員報酬が10億円スクールより多いところもあります。
よくある、教室数が多い方がすごいという論理ではなく、
その経営者に合った、経営をされることが一番です。
もし、お悩みであれば、
ビジョンを含め、その状況を見て、
あなたに合った提案を差し上げます。
ぜひ、ご相談ください。
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