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教室運営のヒント NO,312◆クラス運営について

クラス運営について

 

「授業中背後に視線を感じるクラスのアイドル」の写真[モデル:河村友歌 大川竜弥]

 

■今回はクラス運営についてお伝えしたいと思います。

 

皆さんのスクールもグループレッスンや
プライベートレッスンなどでレッスンを
行われていると思います。

 

さらに、経営者自らレッスンを行われている場合もあれば、
講師を雇用して、レッスンを行っている場合もありますね。

 

 

■スクールの収益性を上げるのであれば、
グループレッスンを行うことがいいのですが、
うまくグループレッスンができていないケースも
あります。

 

たとえば、定員に満たない人数で行っている
グループレッスン。

 

仮に定員6名で授業料設定をされていれば、
2名で行われるレッスンは、採算性が非常に悪くなります。

 

しかし、講師を雇用してレッスンを任せている場合。

 

定員6名いるときと2名でのレッスンのときと
給与が変わらなければ、少ない人数で行い続けてしまう
講師っていませんか。

 

自ら率先として、生徒を入れるなり、
クラス編成を行うなりをしてくれればいいのですが。

 

お客さまに満足をいくレッスンをするためには
この人数がベストだと、さも正論のようなことを言う、
講師もいるようです。

 

 

■クラスの人数が増えれば、クラスのハンドリングが
不可欠になり、レッスンスキルが求められてきます。

 

まだ、経験が浅い講師の場合、どうしても多くの生徒を
受け持つことができないこともあります。

 

定員数から授業料を算出している場合、
それに満たないクラスは採算性が取れないことを
認識してもらう必要があります。

 

そうは言っても、生徒募集がうまくいっていないスクールは
定員まで生徒を集めることができないこともあります。

 

そういった場合、クラス編成を行うか、
その人数でも採算性が取れるように授業料を変更するか、
考えていかなければいけません。

 

 

クラス運営をほったらかしにしてしまうと…

 

「水晶が散らばる魔女の机」の写真

 

■クラス運営をほったらかしにしていくと、
勝手にプライベートクラスを量産していったという
事例もあります。

 

スクールの方針として
プライベートを勧めていないに関わらず
お客さまが望むからプライベートレッスンを
作ったと言う講師もいます。

 

スクールは労働集客型のビジネスです。
さらに教室の数にも限りがあるはずです。

 

そういった場合、人数に見合った授業料にするか、
授業料に見合った給与にしなければ、
いずれスクールの経営が危険になってきます。

 

クラス運営はスクール経営の根幹にかかわる
重要なことの一つです。

 

全体の生徒数だけを見るのではなく、
個々のクラスもしっかりと見ていった方がいいです。

 

 

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