教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2019.6.3
教室運営のヒント NO,305◆よくある誤解 第2弾
■さて、以前にもお伝えしたテーマですが、
なかなか反響があったので、第2弾を
お届けしたいと思います。
いろいろなご相談をいただくのですが、
そのなかで、少しピックアップして
みなさんとシェアしたいと思います。
ピックアップするのは、正しいと思っていることが
実はちょっと違うよ、ってことです。
皆さんのスクール業界は、思っているより
横のつながりがなく、情報も偏っていることが
あります。
今は、ネットで調べると、悩みに対する解答が
あったりもする場合もありますが、
人によっていっていることも違うし、
何よりも根拠のない解答が多いように思えます。
■そこで、今回はピックアップしたことに対して
私なりの解答をだしていきますね。
私の解答が100%正しいとまでは言いません。
ただ、常に自分よがりの解答にならないように
その道のプロに方とも話していることなので、
ネットで調べたものよりは信憑性は高いと思いますよ。
レッスンさえよければ生徒は集まる
これって、スクールビジネスでは「あるある」
なんですが、良いレッスンさえしていれば、
消費者に認められて、お客さまが集まるという誤解。
決して間違いではないのですが、
気を付けなければいけないことがあります。
まず一つが、良いレッスンって誰に対して、
と言うことです。
お客さまが良いレッスンと感じていればいいのですが、
スクール側、特に講師が良いレッスンだと思っている
ケースはちょっと危険ですね。
特にしっかりとレッスンやカリキュラム研修を
行っているスクールほど、主語や目線がお客さまに
なっているか、を常に確かめる必要があります。
研修を担当する人が、現場やお客さまのことを知らないと
独りよがりなものになってしまう可能性があります。
また、良いレッスンをすることは大前提で、
それ以外に募集方法を知らなければ、
お客さまが常に集まることはありません。
なので、良いレッスンさえしていれば、
だけではNOですね。
教室の立地条件がモノをいう
教室の立地条件は、対象とするお客さまによって
変わってきますので、この場所であれば絶対!
と言うところはありません。
立地条件が良いに越したことはありませんが、
それはうまくいくための絶対条件ではありません。
同じように教室の外観や内装をよくするだけでは
うまくいきません。
教室の外観、内装などのハードの部分以外に
レッスンなどのサービスのソフトの部分を
しっかりとしなければいけません。
なので、立地は良いに越したことはないですが、
そればかりに拘らないようにするということで、
半分YESで、半分NOです。
商圏の人口が多い方が生徒募集がやりやすい
確かに商圏の人口が多く、対象者が多い方が
生徒募集はやりやすいことはあります。
しかし、それには条件があります。
「人口が多い」「対象者が多い」と言うエリアは
必然的に競合も多くあります。
そのため、競合との違い、所謂、差別化が重要になります。
それも明確で他スクールと圧倒的に違いを
見せることができるということが条件です。
集まらないのは、人口が少ないからと考えている場合、
人口が多い、競合が多いエリアでも生徒募集が
うまくいくことはないでしょう。
なので、条件をクリアできる場合はYES、
それ以外であれば、NOですね。
■今回も3つピックアップしましたが、
まだまだありますので、反響によって
今後もシェアしていきたいと思います。
また、その解答をより詳しく知りたいという方は
個別にご相談くださいね。
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