教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2019.5.16
教室運営のヒント NO,300◆成長タイプ
■中小企業庁が調査をしたアンケートに
「成長タイプ」と言うものがあります。
起業後に目指している成長タイプとは、
起業後に雇用や売上高をどのように伸ばしていきたいか
という成長志向を確認したものです。
そのタイプは3種類あり、
・高成長型
・安定成長型
・持続成長型
になります。
■高成長型とは、将来的に上場又は事業価値を
高めて、会社譲渡・売却を選択肢として、
事業を拡大していくことを目指していきます。
安定成長型とは、中長期かつ安定的に事業を
拡大していくことを目指していきます。
持続成長型とは、基本的に創業時の事業を
拡大させることを目的をせず、事業の継続を
目指していきます。
■アンケートによる調査では、全体の56.6%が
安定成長型を目指していると回答しており、
高成長型を目指している割合は10.7%程度に
とまっているようです。
また、年代別では、若い年代ほど高成長型、
安定成長型の回答割合が高く、60歳以上の方ほど
持続成長型の回答割合が高くなっています。
意外かもしれませんが、全体的に高成長型を
選ぶ方の割合が少ないです。
■理由は様々あると思いますが、
着実に経営をしたいという考えがあるのかもしれません。
自分が立ち上げた会社だけに愛着があり、
売却や譲渡は後継者がいない最終手段という
考えがあるかもしれません。
私も実際に経営計画作成にかかわることがありますが、
比較的、速いスピードで事業を拡大していきたいという
考えを持った方に会います。
しかし、その先、事業の譲渡や売却を
必ずしも考えているわけではありません。
どちらかと言うと、まずは事業を大きくして
それができたら、譲渡や売却を考えるという感じです。
そうなると、タイプ的には安定成長型になるのでしょうか。
最近では事業を拡大しようとしても雇用の問題があり
たとえ、資金があってもスピード感がなくなることもあります。
皆さんは、どのタイプになるのでしょうか。
どのタイプが一番いいというわけではなく、
どのように事業計画を考えているか、という点が
ポイントになると思います。
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