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教室運営のヒント NO,281◆お客さまの成果を詳しく伝えてみよう!

お客さまの成果を詳しく伝えてみよう!

 

「遠方に大声で伝える女性社員」[モデル:土本寛子]

 

 

■先日、顧問先の英会話スクールに訪問したときのことです。

 

私「最近、成果を上げているお子さんっていますか?」

 

経営者「そうですね、小1で英検準2級が合格した子がいますよ!」

 

私「すごいじゃないですか!」
「他にもいるんですか?」

 

経営者「他ですか?あっ、小3で英検2級が合格した子もいましたね」

 

私「それって、HPなどで結果を公表しているんですか?」

 

経営者「特に何もやってないです、何かあまり特別なことと思えなくて」
「やっぱりHP等に載せたほうがいいですか?」

 

という会話がありました。

 

 

■そのスクールでは
小3で英検3級合格が当たり前で、
小1、小2の合格も特別なことと
思っていなかったようでした。

 

そのため、
特に合格発表や英検に強いスクールとしての
差別化を出していません。

 

もちろん、全国にはこれ以上の成果を出している
スクールもあるとは思います。

 

しかし、そのスクールが商圏とするエリアで、
それ以上の成果を出しているところはありません。

 

 

■そこで、このことを大々的に告知していこうと
経営者の方へお話しをしました。

 

それもただ、小1英検準2級合格や
小2英検2級合格だけではなく、
そのくらいの英語力から、どれくらいの時間で、
どういった勉強方法で合格に至ったのかを、
詳しく記載するようにアドバイスをしました。

 

また、小学3年生の段階で、何割の子どもたちが
英検3級に合格しているのか、
学習期間を平均どのくらいなのか
分かるようにするといいですよ、
と付け加えました。

 

 

■普通に年齢と何級に合格だけだと、
それはそれで、すごいと思われるかもしれませんが、
うちの子では難しいかもしれない…と

 

さらに、
小さなころからやっているからできるけど
うちの子はもう遅いかもしれないと
思ってしまうかもしれません。

 

それでは現実味がなくなってしまいます。

 

誰でもとは、いかないかもしれませんが
うちの子でもいけるかもしれないと、
思ってもらえなければ他人事でスルーです。

 

 

■詳しく学習法をオープンにすることに、抵抗を持つ
経営者の方もいるかもしれません。

 

しかし、テキストがオリジナルではなく、
市販されているもので、
簡単にまねをされるようなものであれば、
いずれかは他も同じようなことができるようになります。

 

それでは、差別化を謳うことは難しいです。

 

また、1名だけ、ずば抜けた結果を出しても
それは、たまたま優秀な子どもに出会えただけと
思われてしまうかもしれません。

 

しかし、毎年継続的に素晴らしい結果を、出し続けていくこと、
学習法をオープンにしたからと言って、簡単にまねができない
管理方法を持ってこそ、差別化につながります。

 

せっかくのお客さまの成果です。
詳しく公開してみませんか。

 

 

 

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