教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2014.12.9
教室運営のヒント NO,34◆効果的なチラシとは
今回はチラシについて触れていきたいと思います。
その前に、生徒募集(営業)方法の基本的な考え方で、
よく引き合いに出される『プッシュ型』と『プル型』という考え方があります。
それについて、少し説明をします。
◆『プッシュ型』は、売り手から積極的にコンタクトを取り、
消費者側をその気にさせる方法になります。
◆『プル型』は、こちらから情報を発信し、その気のある消費者側からの
コンタクトを待つ方法になります。
チラシを新聞に折込んで、電話問合せを待つ方法は、どちらかと言えば『プル型』の方法になります。
しかし本来の『プル型』の方法は、見込み客を集めることからスタートしなければいけません。
そのため新聞の折込みになると、対象者が幅広くなり購読者すべてが、
見込み客になることは難しくなります。
通常、教育関連の折込みチラシ反忚率0.03%と言われています。
1万枚折込みをしても3件の問合せで、さらに入会者が1名では高額な教材でも
販売しなければ、泣くに泣けませんよね。
この反忚率を2倍、3倍、10倍にするためにどうすればいいのか。
そこで、反忚率を上げるためのチラシ作成について触れていきます。
まずチラシを作成する際に、その目的をはっきりしておく必要があります。
どういうことかと言いますと、折込みをする地域が「英会話に関して必要性をどこまで感じているか」を
しっかりと把握して、その状況によって目的が変わってくるということです。
たとえば、子ども英会話に関して言えば、「英語活動」を実施した公立の小学校が、
全体の93.6%に当たる2万803校になっています。
(文部科学省 小学校英語活動実施状況調査結果から)
子どもへの英語教育の関心は高まっていることは確かです。
ただ、前回のアンケートにもありましたが、
「こどもの英語教育はいつから始めるべきだと思いますか?」という質問には4割以上のお母さん方は、
英語教育は小学校から始めればいいと考えています。
このように子どもの英語教育は小学校からで大丈夫と考えているお母さんへ
【未就園児、幼児の生徒募集をメインにした教室の差別化だけが書かれている】
チラシが新聞折込されていて、果たしてその教室へ問合せをするでしょうか?
もちろんこのような考えを持っているお母さんへは、
子どもへの早期英語教育の重要性から訴えていかなければいけません。
そのため、チラシの内容は『どうして英語は早い方がいいの?』
『子どもの耳の話』『子どもの脳の話』などになってきます。
この場合の目的は、英語に関心はあるがまだ早いと考えているお母さん方に、
【英語の必要性】【英語の緊急性】を促し、行動を起こさせることになります。
確かに英語に関する関心は高まり、子どもに英語教育が必要であると考えている
お母さん方は95%になっています。
その点を考えれば、小さなお子さんを持つ家庭は、すべて見込み客になりますが、
もう少し細分化してターゲットにあった目的のあるチラシを作成した方が、
成功には近いのではないでしょうか。
ですから、折込みをする地域がどのような状況であるかを把握しておき、
どういった見込み客がいるのか知っておく必要があるわけです。
漠然と『英語は楽しいよ!』ではなかなか成果をあげることは難しくなっています。
同じように成人の場合でも、『英語は必要だ!』だけではなかなか問合せはきません。
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