教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2018.11.21
教室運営のヒント NO,266◆人それぞれ目指すところは違う!
■スクール経営者の方々が集まった際に
「うちは5教室展開しているんです。」
「生徒数は1,000名以上います。」
「講師数が10名を超えています。」
といった、
数でのマウンティングをされる方がいます。
私も多店舗展開を行っていた側なので、
教室数や生徒数、売上などで、聞いている方には
マウンティングしていたかもしれません。
もしかしたら、そういったつもりがない方も
いるかもしれません。
もちろん、私はそういった数字で優位に立ちたいと
思ったことはありませんでしたが、、、
■ただ、そういった数字で話されている方たちは
概して利益のことはあまり言いません。
どれだけ大規模なスクールであったとしても
大幅な赤字であった場合、経営としては
良いとは言えません。
講師数が多くても、スクール内の雰囲気が悪ければ、
良い運営ができるとは思えません。
逆にスクールの規模はあまり大きくなくても
利益がすごく出ているところもあります。
講師数が少なくても、雰囲気がすごくよく
お客様が喜んで通ってくるところもあります。
■たとえば、
売上900万円のスクール
売上5,000万円のスクール
規模は5,000万円のスクールの方が大きいですが、
利益や経営者に入るお金は900万円のスクールの方が
大きいことがあります。
家族だけで生徒を100名くらい教えられ、
課税業者になる手前で消費税が免税業者であれば、
必要な経費は家賃や広告費がメインとなり
かなりの手取りになります。
5,000万円のスクールであれば
スタッフを複数名雇用しなければ、成り立ちません。
経営者自身がメイン講師を務めていれば
それなりの手取りは期待できるかもしれませんが、
そこに労力を集中してしまうとスタッフ管理が
疎かになってしまいます。
■今まで経営者、1名で行っていたころには起きなかった
トラブルやクレームが発生して、退会者数も増えてきます。
気苦労ばかり増えて、収入が見合ってないと思う方も
実際にいます。
確かにスクールの規模を大きくするのは
大変なことで、それを実行している方は
素晴らしいとは思います。
しかし、だからと言って、すべての人が目指すことでは
ないように思います。
別に複数店舗を持たなくても、満足のいく収入を
得ている方もいっぱいいます。
もちろん、私も行ってきた多店舗展開を行う
ステージを目指すこともいいです。
ただ、一つ言えることは
目指すところは人それぞれ違います。
ここを目指さなければ
絶対にいけないということはありません。
隣の芝は青く見えるかもしれませんが、
しっかりとあなたのスクールの未来予想図を
考えてみませんか。
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