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教室運営のヒント NO,266◆人それぞれ目指すところは違う!

人それぞれ目指すところは違う!

 

「ガスの合間から見える白馬岳と白馬大雪渓ガスの合間から見える白馬岳と白馬大雪渓」のフリー写真素材を拡大

 

 

■スクール経営者の方々が集まった際に

 

「うちは5教室展開しているんです。」

 

「生徒数は1,000名以上います。」

 

「講師数が10名を超えています。」

 

といった、

 

数でのマウンティングをされる方がいます。

 

私も多店舗展開を行っていた側なので、

教室数や生徒数、売上などで、聞いている方には
マウンティングしていたかもしれません。

 

もしかしたら、そういったつもりがない方も

いるかもしれません。

 

もちろん、私はそういった数字で優位に立ちたいと

思ったことはありませんでしたが、、、

 

 

■ただ、そういった数字で話されている方たちは
概して利益のことはあまり言いません。

 

どれだけ大規模なスクールであったとしても
大幅な赤字であった場合、経営としては
良いとは言えません。

 

講師数が多くても、スクール内の雰囲気が悪ければ、
良い運営ができるとは思えません。

 

逆にスクールの規模はあまり大きくなくても
利益がすごく出ているところもあります。

 

講師数が少なくても、雰囲気がすごくよく
お客様が喜んで通ってくるところもあります。

 

 

■たとえば、

 

売上900万円のスクール

売上5,000万円のスクール

 

規模は5,000万円のスクールの方が大きいですが、
利益や経営者に入るお金は900万円のスクールの方が
大きいことがあります。

 

家族だけで生徒を100名くらい教えられ、
課税業者になる手前で消費税が免税業者であれば、
必要な経費は家賃や広告費がメインとなり
かなりの手取りになります。

 

5,000万円のスクールであれば
スタッフを複数名雇用しなければ、成り立ちません。

 

経営者自身がメイン講師を務めていれば
それなりの手取りは期待できるかもしれませんが、
そこに労力を集中してしまうとスタッフ管理が
疎かになってしまいます。

 

 

■今まで経営者、1名で行っていたころには起きなかった
トラブルやクレームが発生して、退会者数も増えてきます。

 

気苦労ばかり増えて、収入が見合ってないと思う方も
実際にいます。

 

確かにスクールの規模を大きくするのは
大変なことで、それを実行している方は
素晴らしいとは思います。

 

しかし、だからと言って、すべての人が目指すことでは
ないように思います。

 

別に複数店舗を持たなくても、満足のいく収入を
得ている方もいっぱいいます。

 

もちろん、私も行ってきた多店舗展開を行う
ステージを目指すこともいいです。

 

ただ、一つ言えることは
目指すところは人それぞれ違います。

 

ここを目指さなければ
絶対にいけないということはありません。

 

隣の芝は青く見えるかもしれませんが、
しっかりとあなたのスクールの未来予想図を
考えてみませんか。

 

 

 

 

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