教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2018.11.1
教室運営のヒント NO,263◆いろいろなことに手を出すことはよくない?!
■よく聞かれることですが、
「うちのスクールは子ども対象なのですが、
大人は対象にしないほうがいいでしょうか?」
「うちは英会話スクールなのですが、
今はやりのプログラミングを導入しても
大丈夫ですか?」
といった質問です。
■最初の質問。
いろいろな本とかでもターゲット層は絞った方が
いいと書かれていますね。
なので、ターゲット層をいくつも増やして大丈夫なのかと
思われる方に多い質問です。
■確かにそういった本に書いてある通り、
ターゲット層は絞った方がいいです。
私もそう思います。
しかし、なぜターゲット層を絞った方がいいのか、
という点を理解していない方も多いようです。
本に書いてあったから、だめだと思った、では
回答としていまいちですね。
ターゲットを絞った方がいい理由が、
自分のスクールに合うようであれば、
絞った方がいいです。
■究極な話、少し矛盾するかもしれませんが、
ターゲット層を絞りたくないのであれば、
絞らなくてもいいと思います。
対象とした層にすべてアプローチできる
時間と費用や施設があればいいです。
もちろん講師もですが。
中小・個人の場合、ターゲットを広範囲にしてしまうと
すべての層にアプローチすることができなく、
結局、力が分散してしまうことになります。
小さな戦力の場合であれば、1点集中した方が良いのでは、
ということでターゲット層は絞った方が
いいということになります。
■同じように2つの目の質問。
こちらも両方に力を投下することができるのであれば、
行ってもいいと思います。
しかし、本業がうまくいっていないからと言って
他のことに手を出すと、案外うまくいかないものです。
本業がうまくいっていないからこそ、
次の事業の柱として、いろいろなことにチャレンジされる
ことは、気持ちとして悪いとは言い切れません。
ただ、残念ながら、本業でうまくいっていないと
本業に資金や労力を投下しなくてはいけませんよね。
さらに別事業を立ち上げてもどのくらい資金と労力を
投下することができますか。
いろいろなことを試みることはいいことですし、
やってみないとわからないこともあります。
それでも、せっかく試みるのであれば、
しっかりと資金も時間も投下できるようにした方が
良くないですか。
■別に失敗したときの言い訳を、
最初からわざわざ準備しておく必要はありませんよね。
やるからには、成功させたいと思ってやるわけです。
そうであれば、なおさら中途半端にならないように
行うべきだと思います。
皆さんはいかがですか。
スクール情報をご覧になりたい方は、
ぜひメルマガにご登録を!
メルマガのバックナンバーから今回の記事をご覧いただけます。
お問い合わせ Contact
お一人で悩まず、
まずは気軽にご相談ください。