教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2018.10.17
教室運営のヒント NO,261◆責任者には現場が分かる人材を!
■スクールビジネスは労働集約型なので、
どうしても「人」の問題は多いです。
私がいただくご相談にも「人」に関する
お悩みも多くあります。
たとえば、組織作りと言ったケースで、
今後、責任者を決めて経営者が自ら現場に
いなくてもスクール運営ができるようにしたい。
経営者が現場責任者からの脱却と言うケースです。
■規模が小さなスクールであれば、
経営者=現場責任者でありメイン講師という
ところも多いです。
しかし、いつまでも経営者が現場に出ることが
できればいいですが、それが難しいこともあります。
また、自分がレッスンをできなくなったら、
スクールを閉校するという覚悟があれば
現場責任者から脱却する必要はありませんね。
次のステージを目指される経営者であれば、
いつまでも現場にばかりはいられません。
そういった場合には、経営者の代わりの
責任者を組織上で作る必要がでます。
責任者候補として、求人をするとき
マネージメント能力を重要視することがあります。
確かに現場のスタッフをまとめていくための
マネージメント能力は必要ではあります。
しかし、現場を知らない、そもそもその業界ではない
人材では責任者には少し難しいと思っています。
■特に中小のスクールでは、現場を知らない
責任者は向きません。
さらにレッスンを持てない責任者では
いざとなった時に代講もできません。
管理だけで、給与を支払うことができる規模で
あればいいですが、中小スクールでは売上を
作ることができない人材を確保しておくほど
余裕のあるところばかりではありません。
そうなると、実際にレッスンもでき、
マネージメントもできる人材が責任者として
適正だと考えられます。
現場を知らなければ、お客さまの対応も
難しくなりますので、責任者は今いる人材を
昇進させるか、同業経験がある人材を採用することを
お勧めします。
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