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教室運営のヒント NO,257◆お金を借りることは悪いこと?

お金を借りることは悪いこと?

 

金欠に苦しむ貧困女子

 

■「お金」はビジネスを行うにおいて
とても重要なもので、人で言えば
「血液」のようなものです。

 

お金がなくなるとビジネスは
行えなくなってしまいます。

 

よくお客さまに、お金は借りたほうがいいのか、
という質問をいただくのですが、

 

まず、お金が必要となる理由が重要です。

 

主に、お金が必要となるときは

・スクールが赤字である

・新たに設備投資を行う

 

といったときですね。

 

私がスクールを経営していたころも、
お金にはいつも困っていました。

 

資金繰りは社長の重要な仕事の一つと言われるくらい、
どのようにして資金を調達してくるのかを
本当にいつも考えていました。

 

私の場合は、前述のなかの
設備投資を行うための資金調達がメインでしたが、
新しい教室を立ち上げても、
すぐには採算ベースにはならないので、
運転資金と言う使途もありました。

 

単純に、1教室を立ち上げるために

 

保証金や内装費等で200万円ほど、
講師確保のために求人費、
生徒募集のための費用

 

1教室が採算ベースになるまでに
900万円ほど必要となりました。

 

その教室を初年度1年間で15教室立ち上げていますので、
本当にお金が足らないですよね。

 

 

■特に赤字で運転資金が足りないとき、
お金を借りようと思ってもなかなか難しいです。

 

そもそも金融機関は赤字補填資金を
貸したがらないです。

 

それは、貸したお金が返ってこない可能性が
あると思われてしまうからです。

 

もし赤字であれば、
どのようにして、いつから黒字になるか、
事業計画が必要となります。

 

設備投資の場合は、資金使途がはっきりとしているため
赤字による運転資金に比べて、調達はやりやすいですが、
同じように、いつから黒字化するのかと言う
事業計画は必要となります。

 

 

■こう考えると、お金を借りるのは大変だから
あまり借りたくない、と思われる方もいるでしょう。

 

確かに赤字でなく黒字でお金が回っているのであれば、
無理をして借りる必要はありません。

 

また、設備投資にしても潤沢な資産があり、
それを使うことができるのであれば、
借りる必要はまったくありません。

 

しかし、お金に余裕がなく、いつも不安で
精神的に良くないと思われている場合、
それではスクール運営に支障がでてきますよね。

 

もし手持ちに資金がない場合、
それでも新しい設備投資をしたいと思ったとき
どこからか、資金を調達する必要がありますよね。

 

 

■お金を借りることにより、よくなることもあります。

 

お金を借りることは決して悪いことではありません。

 

必要なときに借りることにより、
より良いスクール運営や経営ができることもあります。

 

ただ、借りたお金は返さなければいけませんので、
借りれるからと言って、必要のない時に借りる必要も
ありません。

 

お金を借りられることが信用の証と、言われる方もいますが、
確かに間違いではありませんが、
お金を借りていないから信用されていないという
わけでもありません。

 

必要なときに借りるお金は、決して悪いことではない
という認識を持ってもらえればいいと思いますよ。

 

 

 

 

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