教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2018.8.23
教室運営のヒント NO,252◆部署・部門間で壁はないですか?
■個人ですべての業務を行っていると
起きないのですが、少しずつ規模が大きくなると
起こり始めてくることがあります。
それが、部署や部門間での情報共有が
難しくなるということです。
私の経営していたスクールの場合でも
なぜか、壁ができていました。
成人と子ども部門での壁は、講師が同じであると
いうこともあり、情報共有もでき、
壁は存在していませんでしたが、、、
営業部と教務部での部署間には、
少し見えない壁がありました。
■元々、部署が違うため、給与体系や勤務体系にも
違いはありました。
そこで起きていたことが、
営業部から教務部に対して、
勤務時間への不満でした。
「いいよね~、教務部は早く帰れて」
と言う気持ちから、
生徒を1名集めるのが
どれだけ大変か分かっていないから
すぐに辞めさせる。
と言う文句になり、
教務部からは営業部の入れる生徒は
強引に入会させるから、すぐに辞めてしまう。
と言うようにお互いのことを否定していきます。
■私の知っているスクールでは、部署間ではなく
部門間での情報共有がうまくいかず、
壁ができているところもあります。
たとえば、成人部門と子ども部門。
英会話部門と学習塾部門。
残念なことですが、実際に壁があるところは多いです。
あそこの部門とうちの部門は違うから。
原因の一つは、部門ごとの採算性を追求するという
ことが考えられます。
部門ごとで競争させ、お互いが切磋琢磨して
伸びていけばいいですが、うちの部門は忙しいから
他の部門のお手伝いはできない。
と、採算性だけにフォーカスしてしまうと
こういったマイナス部分も出てきます。
同じ会社なのに、情報共有もせずに
自分の部門の採算性だけを意識する。
採算性を考えることは、とても重要ですが、
お客さまからしてみると、どの部門であれ、
同じ○○スクールのスタッフと言う認識です。
■それはこちらの部門ではないので、
△△部門へ聞いてください。と言うような
返答をお客さまにしていないですか。
あそこは、あそこ。だから、うちは関係ない
と思っていませんか。
経営者の方で、自分のスクールの部門や部署間で
何か歪は起きていませんか。
もし、気になるようであれば、
早急に対応策を考えたほうがいいです。
簡単ではないですが、一枚岩にならなければ
いけないと思いますよ。
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