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2018.7.25
教室運営のヒント NO,249◆心理学を使った広告
■冒頭でもお伝えした基調講演にて
キャッチコピーについてお話しさせていただきました。
その時のお話を少し、皆さんとシェアしたいと思います。
さて、突然ですが、
・今から英語を習うことで、あなたにはバラ色の人生が
待っています!
・今、英語を習わないと、今後のあなたの人生で
とんでもないことが起こります!
この2つのフレーズだと、どちらの方が消費者の反応が
いいと思いますか?
■同じような質問を基調講演でもしましたが、
あなたはどちらだと思いますか?
まず、答えの前に、基調講演に参加されていた先生方は
30名弱みえましたが、全員が一致して後者を選びました。
実はこのフレーズには心理学を利用しているんです。
前者がポジティブフレーム
後者がネガティブフレーム
を利用してフレーズを作っています。
■今回、活用している心理学が
「プロスペクト理論」というものです。
聞きなれない言葉かもしれませんので、
簡単に説明をすると、
「人は得をするよりも損をしたくないと言う思い
の方が強い」
と言うことです。
感じる得と損との比率は
およそ1:2~2.5と言われています。
■今回お伝えしている2つのフレーズ
・前者は得を感じるポジティブなフレーズ
・後者は損を感じるネガティブなフレーズ
になっていますので、「プロスペクト理論」で言えば、
後者の損を感じるフレーズの方が反応率は良いと
思われます。
こういった心理学を活用した広告もありです。
ただ、くれぐれもやり過ぎると、あとで嫌な思いを
することがありますので、気を付けてくださいね。
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