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教室運営のヒント NO,21◆宣伝広告の方法 テレビCMの効果2

前回、少額なCM広告費でも結果が出るということをお話しました。

 

またそれは【ターゲットを絞ること】であることにも触れました。

 

このことを行えば、少額な広告費のテレビCMでも「アイデンティティー構築」ができます。

 

それでは、実際にどのように行ったかについて触れていきます。
まずテレビCMの最大のデメリットを克服することが、この方法になります。

 

最大のデメリット・・

 

それは、CMを見ている人(視聴者)が実際に購入対象者であるかどうかわかりにくいことです。

 

たとえば、子どもがどこかの浜辺の青い空の下でおいしそうにビールを飲む、
すばらしいCMをみても「ビールを飲みたい」「ビールを買おう」とは思いませんよね。

 

このように、ただCMを流しても、全く興味のない人がみている時間帯であれば効果はありません。

 

そのため番組の協賛をするにしても、その番組と自社商品に何らかの関連性が無ければ
効果は出にくくなります。

 

だからターゲットを絞ることは重要になります。

 

そこで私のとった方法ですが、ターゲットを2つの観点で絞りました。

 

●顧客層
●時間帯

 

それでは、具体的な方法について考えてみます。

 

まず私の英会話スクールは、「子ども」に特化したスクールでしたから、
もちろん子どもがよくみる番組にスポットでCMを流します。

 

ここで顧客層の絞込みを行っています。

 

しかし、ただ子どものよくみる番組にCMを流すとしても、たとえスポットCMでも時間帯によって
金額ランクがあります。視聴率によるランク分けです。

 

そのためゴールデンタイムの時間帯では高額になってしまいます。

 

だから金額ランクの低い時間帯で子どもがよくみる、
さらにお父さん、お母さんも一緒にみる番組を探しました。

 

それが、日曜日の朝の番組です。「アニメ」「戦隊モノ」でした。
ここで時間帯の絞込みを行っています。

 

この時間帯は子ども関連の企業しかCMを流さず、金額ランクが低いです。

 

この時間帯の視聴率が、全体的にあまり高くないからです。
しかし、確実にこの時間帯の視聴者は「子ども」の割合は高いです。

 

この時間帯にCMを流すことで、「子ども」さらに「お父さん」「お母さん」にみてもらうことができ、
私の狙ったターゲットには「アイデンティティー構築」がしっかりとできていきました。

 

さらに、こちらから絞り込む時間を選べる方法もあります。 それがこの方法です。

 

体験レッスンを行う時間帯にCMを流すことによりこちらからCMをみせることを誘導できます。

 

そして、ここで「CMを流している企業」=「結構有名」=「安心」という方程式に辿り着きます。

 

このように、ターゲットを絞り込むことにより尐額なCM広告費でも充分に
「アイデンティティー構築」ができ、効果的な成果を得ることができるわけです。

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