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2014.11.20
教室運営のヒント NO,21◆宣伝広告の方法 テレビCMの効果2
前回、少額なCM広告費でも結果が出るということをお話しました。
またそれは【ターゲットを絞ること】であることにも触れました。
このことを行えば、少額な広告費のテレビCMでも「アイデンティティー構築」ができます。
それでは、実際にどのように行ったかについて触れていきます。
まずテレビCMの最大のデメリットを克服することが、この方法になります。
最大のデメリット・・
それは、CMを見ている人(視聴者)が実際に購入対象者であるかどうかわかりにくいことです。
たとえば、子どもがどこかの浜辺の青い空の下でおいしそうにビールを飲む、
すばらしいCMをみても「ビールを飲みたい」「ビールを買おう」とは思いませんよね。
このように、ただCMを流しても、全く興味のない人がみている時間帯であれば効果はありません。
そのため番組の協賛をするにしても、その番組と自社商品に何らかの関連性が無ければ
効果は出にくくなります。
だからターゲットを絞ることは重要になります。
そこで私のとった方法ですが、ターゲットを2つの観点で絞りました。
●顧客層
●時間帯
それでは、具体的な方法について考えてみます。
まず私の英会話スクールは、「子ども」に特化したスクールでしたから、
もちろん子どもがよくみる番組にスポットでCMを流します。
ここで顧客層の絞込みを行っています。
しかし、ただ子どものよくみる番組にCMを流すとしても、たとえスポットCMでも時間帯によって
金額ランクがあります。視聴率によるランク分けです。
そのためゴールデンタイムの時間帯では高額になってしまいます。
だから金額ランクの低い時間帯で子どもがよくみる、
さらにお父さん、お母さんも一緒にみる番組を探しました。
それが、日曜日の朝の番組です。「アニメ」「戦隊モノ」でした。
ここで時間帯の絞込みを行っています。
この時間帯は子ども関連の企業しかCMを流さず、金額ランクが低いです。
この時間帯の視聴率が、全体的にあまり高くないからです。
しかし、確実にこの時間帯の視聴者は「子ども」の割合は高いです。
この時間帯にCMを流すことで、「子ども」さらに「お父さん」「お母さん」にみてもらうことができ、
私の狙ったターゲットには「アイデンティティー構築」がしっかりとできていきました。
さらに、こちらから絞り込む時間を選べる方法もあります。 それがこの方法です。
体験レッスンを行う時間帯にCMを流すことによりこちらからCMをみせることを誘導できます。
そして、ここで「CMを流している企業」=「結構有名」=「安心」という方程式に辿り着きます。
このように、ターゲットを絞り込むことにより尐額なCM広告費でも充分に
「アイデンティティー構築」ができ、効果的な成果を得ることができるわけです。
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