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2017.8.17
教室運営のヒント NO,226◆ジョーカーを握る
ジョーカーを握る
■今回のお話しは交渉術になるのかもしれません。
スタッフとのトラブルが起きたとき、
どうすればいいのか?という
ご相談を受けます。
■たとえば、スタッフとのやり取りで
・労働時間が長い
・給与が低い
・思ったことと違う
などと言われ、だから辞めたいと
退職を匂わすことを言われること
があると思います。
今は、どの業界も人手不足、
ここでスタッフに退職されると、
とても困る。。。
何とか辞めないようにと
話をしようと思い、スタッフの言い分を
聞いてしまう。
■一度、言い分を聞いて、そこで収まれば
いいのですが、都度何かある度に
スタッフが駆け引きをしてくる。
こういったことはありませんか。
スクール経営で、レッスンも充実し
生徒募集もまずまずうまくいくと
次に出てくる悩みが人です。
労働集約型のビジネスなので、
お客さまが増えると、
どうしても人が必要になってきます。
今まで一人の時とは違い、
スタッフを雇用すると、
いろいろな悩みが出てきます。
■その一つが、スタッフとのトラブルです。
解決する方法は、思っている以上に簡単で
スタッフを雇用しないでできる範囲までの
スクールにすることです。
つまり、大きくなりスタッフを
雇用しなければいけない規模を縮小させ、
経営者自らが受け持てる生徒数に
することです。
「いやいや、それはできないでしょう。」
と思われるかもしれませんが、
ここまで割り切れるのであれば、
スタッフとのトラブルも解決できる
はずです。
■確かに労働状況や労働条件が
他から見て
あまり良くない場合であれば、
改善は必要です。
しかし、言ったもの勝ちのように
不満を駆け引きの材料にされるようであれば
「辞められたら困る」と思っている
経営者や幹部は言い分を聞かなければ
いけなくなることもあります。
スタッフのジョーカーは
「辞める」になります。
それ以上のジョーカーを経営者や幹部が
持てなければ、言われっぱなしという
状況にもなります。
それ以上のジョーカーが
「辞めてもらっても構わない」
になります。
退職を駆け引きの道具にしてくる場合、
「わかりました。退職ですね。」
と言えるようになると変わります。
その後は、スタッフがいなくなるので
大変にはなると思いますが、
スクール全体のモラルハザードは
なくなるはずです。
もし、このようなお悩みがある場合、
一度ご相談いただければと思います。
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