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2017.5.14
教室運営のヒント NO,211◆ビジネス本ばかりに頼らない!
ビジネス本ばかりに頼らない!
■このメルマガでも度々、紹介している
「ブルー・オーシャン戦略」。
既存のサービスに改良を加え、既存市場で勝負し、
競争で勝ち抜くことで存続が決まる
レッド・オーシャン。
対して競争のない未開拓市場を切り開いていくのが
ブルー・オーシャン。
では、競争のない未開拓市場を!と言われても
非常に難しいと思います。
既存のサービスは、競合も多いですが、
すでにニーズもあり、やり方も確立されていて
参入しやすいものです。
競合がいないということは、ニーズは?
と言う考えも出てくるでしょう。
■たとえば、競合がいない地域にスクールを
出店してみるとどうでしょうか。
競合がいないので、お客さまはすべて
自分のスクールに来てくれるでしょうか。
逆にそんなに簡単であれば、
大手スクールが教室を立ち上げているはずです。
対象となるお客さまが極端に少なく
そこでスクールを維持することが難しいと
大手スクールも判断したうえで
教室を立ち上げていないことがあります。
では、そういった場所でもスクールが
できるのかと言うと、
「YES」でもあり「NO」でもあります。
大手にはできないけど、中小や個人ではできる
低コスト化があります。
■これは私が行った実例です。
まだ、ブルー・オーシャン戦略と言うものが
日本でも紹介されていないとき。
大手スクールや同業他スクールが
できないことをやってみる。
そこで、考え出したことの一つが。
低価格路線です。
低価格路線、子ども英会話スクールの
平均月謝が10,000円前後と言われる中、
半分以下の4,000円にすること。
これはロウアークラスと言われる
世帯年収300万円以下の所得層を
ターゲットにするためでした。
ほとんどの同業他スクールは、
世帯年収500万円以上であるミドルクラス以上を
ターゲットにしていたためです。
■授業料の未納率を高くしたくない
すんなりと授業料をもらいたい
これはどこのスクールも考えることです。
そこで、
あえて他スクールが対象としない
未納率が高くなる可能性がある
ロウアークラスをメインターゲットにし
ブルー・オーシャンを創り出しました。
ビジネス本とかを見ると、
ブルー・オーシャンは難しく思えてしまいます。
私もビジネス本を読みますが、
あまり難しく考える必要はないと思います。
事実、私がスクールを経営しているころは
ビジネス本は一切読んだことがありませんでした。
理論と現実や実務は違うと思います。
もしかすると、ブルー・オーシャンに対する
私の解釈が違うという反論もあるかもしれません。
しかし、私は
「他がやっていないことを突き詰める!」
ことがブルー・オーシャンになるように思えます。
いかに理論や戦略論に詳しくても、
現実や実務に合わないものであれば
机上の空論となります。
本ばかりに向き合う前に、現場と向き合うことで
理論ではない実務的な方法が出てくると思いますよ。
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