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2017.4.24
教室運営のヒント NO,208◆お金の話し~資金ショート~
お金の話し~資金ショート~
■スクール経営では、
他業界ではある受取手形による
売上の回収は、まずありません。
ほとんどが、現金による入金で、
さらに前払制のところが多いため、
資金繰りはしやすくなっています。
先に授業料をもらってから、
必要な経費を支払うため、
経営はしやすいはずですが、、、
実際のところ、
資金繰りがうまくいっている
ところばかりではありません。
■単純に入りより出が多ければ
資金ショートを起こします。
つまり、入金される授業料より
支払う経費が多い場合、
資金ショートを起こし
それは売上より経費が多い、
赤字状態だということになります。
もちろん、経費にならない
借入の返済があった場合でも
資金ショートを起こす以上、
返済できるだけの利益が
ないということになります。
■また、利益は出ているはずなのに
手元にお金が残らないのは、
売上で計上されている授業料の
未回収が考えられます。
その他にも、個人事業であれば
事業主貸が多く出ている
法人であれば、役員への貸付や
役員からの借入の返済を
多く出しすぎている
消費税込の会計をされている場合、
本来は預かっている消費税を利益に
含めて資金繰りをしている
ことが考えられます。
■皆さんも耳にされたことが
あるかもしれませんが、
「黒字倒産」と言う言葉。
商品売買の決済が、3か月後の決済となり、
その間は利益は計上されても現金は
入ってこない。
その間に経費の支払いなどにより資金繰りが
困難となること。
が、黒字倒産の要因とされていますが、
実際、手形による回収がない
スクール経営では、まず黒字倒産は
ありません。
そのため、毎月お金に困るということは
確実に赤字体質だと言えます。
赤字体質を改善するためには
・各経費バランスを見直す
ことが重要になり、
借入返済で資金ショートを起こすのであれば、
毎月の返済額を見直すことが必要です。
基本的に金融機関は赤字補填資金は
貸してはくれません。
赤字体質のところにお金を貸しても
返済してもらえる可能性が低いからです。
■無理をして利益を出して法人税などの
税金を納付する必要はありませんが、
利益が出ないようであれば、
資金ショートを起こす可能性が高まります。
経営者、個人に潤沢な資産があり
スクールへ貸付できるのであれば
問題はないですが、
そうでない場合、
やはり利益を出すことに
重きをおこなければ、
経営は成り立たなくなります。
資金ショートでお悩みの場合、
スクールの経費バランスから
改善案をご提示します。
ぜひ、ご相談ください。
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