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2017.4.19
教室運営のヒント NO,207◆コミュニケーション能力
コミュニケーション能力
■私の知合いにデザイナーの方が
何名かいます。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
デザインは非常にハードな仕事で
かなりタイトな締切もあるので、
体力勝負のところがある業界です。
その中で、独立してデザイン会社を
自分で経営している方がいます。
最初は個人事業から始め、
法人化して、現在に至るのですが、
はっきり言って、すごく儲かっています。
元々、紙媒体に強いデザイナーでしたが
現在はHPのデザインも外注を使い
行っています。
■その彼が言うには、
紙のデザインでも自分以上の感性をもって
作品を作る人はいっぱいいる
さらにHPは得意分野ではないので
自分以上のものを作る人はもっといる
と、彼以上のデザインをする人は
たくさんいると言います。
彼は続けて、
でも自分には打合せをできる
コミュニケーション能力がある
私が知っている人で
すばらしいデザインを作るけど、
打合せをするだけの
コミュニケーション能力がない
だから自分は今の業界でポジションがある
■いかがでしょうか。
デザイン業界での知合いの話しを
例に出しましたが、
他の業界でも同じようなことが言えます。
たとえば、プログラマー。
すばらしいプログラムでアプリを作り出す
SEの方はいると思います。
すばらしい技術を持って、
独立しているSEの方もいると思います。
しかし、その方々、すべてが仕事に困らず
生活が安定しているわけではないです。
■同じようにスクール業界でも
すばらしいメソッドを持つ講師や
インストラクターの方も
たくさんいると思います。
ひたすらその道を追及することも
悪いことではありません。
研究者としてポジションを確立していけば
いいと思います。
しかし、教室などで消費者に伝えていく場合、
そのすばらしいメソッドも伝える人が
いないとすばらしさが半減してしまいます。
すばらしいメソッドを伝えるためにも
コミュニケーション能力は
実は重要な要素だと思います。
■私がスクールを経営していたころですが、
「今子どもたちが何に興味を持っているか」
と講師に尋ね、知らなければ、
まず、おもちゃ売り場に行くようにと
指示を出したことがあります。
その指示に対し、
私は英語を教える仕事をしているのであって、
子どもたちが何に興味を持っているかなど
知る必要はないと答えた講師もいました。
確かに仕事は子どもたちに英語を教えること
なのは間違いないです。
しかし、子どもたちとの
コミュニケーションをとるとき、
子どもたちが興味を持っていることを
知っているのと、知らないとでは
どうでしょうか。
特にお客さまが一般の消費者の場合、
職人気質もいいですが、
サービス業としての接客や対応を
行うだけで、お客さまとの関係性が
変わってくると思いますよ。
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