教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2014.11.7
教室運営のヒント NO,12◆お客さまのニーズとホンネ??続き
『ニーズ』・必要。要求。
『ホンネ』・本心からいう言葉。
前回の続きになります。
それでは、ホンネの部分に迫りますね。
親御さんは、自分の子どもをコントロールできなくなっていました。
しかしなぜか、その生徒は私の言うことをよく聞きました。
普段はうちにも帰らないのに、家庭教師の時間だけは必ず戻ってきました。
そうなんです。 親御さんのホンネは、「成績をあげること」ではなく「子どもを見てくれる」ことだったのです。
こういったことは、結構あると思います。
私の教室でも同じことがありました。
子ども英会話スクールの現状では、中学に入学すると受験英語の勉強のため進学塾へ
変わっていくケースがほとんどではないでしょうか。
しかし、私の教室は対象年齢が1歳から中学3年生まででしたが、
中学3年生まで通ってくる子どもたちもいっぱいいました。
その子どもたちの話を聞くと、「ここの英語は面白いから。」「先生が好きだから。」
とかいろいろなことを言います。
また親御さんに聞くと、「子どもがこの先生の言うことだけは聞くから。」
「ここの英語が好きっていうから。」もちろん親御さんのニーズは、
「英語がしゃべれるように」です。
しかし、ホンネは違うようです。
ホンネを聞き出すためには、いろいろとコミュニケーションを取らなければいけません。
しかしこのホンネの部分を聞きだすことができれば、その教室にとってものすごい財産になります。
また、1歳から2歳6ヶ月まではお母さんと一緒のクラスを実施していました。
ここでのニーズは、「英語は早いうちから始めた方がいい。」とお母さん方は思
って始めるわけです。
しかし、なかには転勤してきたばかりとか、近くに友達がいないお母さん方は、
同じ年代の子どもを持つ友達作りをしたいというホンネがありました。
こういったホンネの部分が各教室の付加価値になっているのではないでしょうか。
ニーズに答えることができる教室はたくさんあります。
しかしホンネに答えることができる教室はどれくらいあるのでしょう。
また、そのホンネに答えることが各教室の差別化になるのではないでしょうか。
このホンネに答えることを、前面に打ち出すことが他教室との差別化につながり、
選ばれる教室になると私は思います。
次回は聞き出したホンネをどのように活用していくかに触れていきます。
お問い合わせ Contact
お一人で悩まず、
まずは気軽にご相談ください。