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2016.11.14
教室運営のヒント NO,165◆「良いものを作れば売れる」は開発者の驕りにすぎない
「良いものを作れば売れる」は開発者の驕りにすぎない
■今回のテーマには、少し異論も出てきそうですが…
消臭力などを開発したエステーの会長である
鈴木喬さんのインタビュー記事を拝見していたら、
「良いものを作れば売れる」は開発者の驕りにすぎない
という文面が目に飛び込みました。
鈴木さんいわく「良いものは売れない」と言うことです。
これ言うと皆に怒られちゃうのだけど、私の真意は違うんです。
良いものを創れば売れるというのは開発者の驕りにすぎないのです。
商品を創る100倍の努力をしないとものは売れないんです。
売れ続けるには、またその100倍の努力がいるんだよ、と。
「良いものを創った」と誇らしげに言ったって、
それは売れることを保証なんかしません。
日本のイノベーションの議論も、そこがスポッと抜けてますわな。
皆さん、技術論的な正論で議論しますが、
正論ほど困るものはないですな。
正論としては正しくとも、油が切れたベアリングみたいに
かくかくしてしまう。
■このことと同じことを、私も拙著生徒集客バイブルの
はじめに書かせていただきました。
スクール&教室運営のための「生徒集客バイブル」
⇒ http://goo.gl/A7SkXr
「良いレッスンをしていれば必ずお客さまに認められる」
「そうすれば必ずスクールは繁栄するはずだ」
確かに商品であるレッスンを良いものにすることは
必要であり、良いレッスンをすれば、生徒が認めるのも
間違いありません。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
そもそも誰のために「良いレッスン」を行うのでしょうか。
また、誰が「良いレッスン」と感じるのでしょうか。
いうまでもなく、決めるのはお客さまである生徒であり、
生徒が求めないレッスン技術をひたすら追求しても
単なる自己満足にすぎません。
このような自己満足にならないためには、
マーケティングやセールス、サービスに関する知識を
知ることが必要です。
お悩みの方は、ぜひご相談ください。
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