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2014.10.29
教室運営のヒント NO,6◆情報量による決定の法則
えっ?そんなことで決めちゃうの?
お客さまは、こういったことで英会話教室を選んでいることがあります。
だからそのことを理解していくことも必要なのです。
マーケティングには、いろいろな法則があります。
その中で、今回注目するのは【情報量による決定の法則】です。 内容は、至って簡単です。
人は、情報が多ければ多いほど意思決定がしやすい、親近感を持ちやすい、ということです。
たとえば、英会話教室で言えば、大手英会話教室の集客力が高いのは、個人英会話教室と比較した場合に、
消費者が大手英会話教室の情報量をより多く持っているからです。
他のエリアの同じ教室を見たことがある、あちこちで看板を見たことがある、友人が通っている、
広告をよく目にするなど、情報量が多いのです。
教室の絶対数が多いのですから、当然、消費者との接点が増え、消費者に伝わる情報が多くなります。
たとえ、レッスンや接客がそれほど良くなくても「情報が多い=安心」と脳が自動的に働き、
消費者は安心するのです。
レッスン内容がよい個人英会話教室が必ずしも儲からない理由はここにあります。
商品力が高くても情報戦争に負けてしまうと、競争には勝てないのです。
情報量と安心感は比例し、安心感と集客力も比例します。
だから、より多くの情報を消費者に伝える企業は集客力が高くなります。
内容も重要ですが、絶対量も重要なのです。
この現象は、英会話業界のみならず、飲食業界等そのほかにも同じことが起きます。
たとえば、飲食店の場合であれば・・
●ご飯一緒に食べに行こうよ。
↓
●そうだね。どこに行こう?
↓
●そうだなぁ、どこのお店にいこうかなぁ。
↓
●そう言えば、○○ってお店、CMもやってるし、友達も行ったことあるっていってたし、○○はどう?
↓
●じゃあ、○○に行ってみよう。
同じように、英会話教室の場合であれば・・
●英語習ってみようかなぁ。
↓
●そうだ、体験レッスン受けてみよう!
↓
●それじゃあ、どこの英会話教室の体験レッスンを受けようかなぁ。
↓
●そう言えば、○○英会話教室は、CMもやってるし、友達も通ってるし。
↓
●まず、○○英会話教室に行ってみよう。
という具合になっているのではないでしょうか。
それでは、個人、または中小の英会話教室はどうすればいいのでしょうか。
私も教室を創ったばかりのときは、情報どころか名前の認知もされていませんでした。
資金もないため、CMはもちろんのこと、新聞の折り込みすら入れることはできませんでした。
そのため、生徒募集の際かなり苦労をしました。
しかし、私はこの【情報量による決定の法則】を知っていたため、
1ヶ月もしないうちに、生徒募集は問題なくできるようになって行きました。
そこで、私が【情報量による決定の法則】に従って行ったことは・・
●お客さまに、ある方法で名前を認知してもらうようにした。
●お客さまに、ある方法で情報を提供していった。
●入会したお客さまを、あるものにしていった。
●幼稚園、小学校などであることをした。
●さらに幼稚園、小学校などにあるマーケティングの法則を使った。
これも前回同様、私が仕掛けた【成功の法則】です。
全く難しいことはしていません。またお金もほとんどかけていません。
しかしこのことを実行したため、【情報量による決定の法則】のとおり、
情報量と安心感は比例し、安心感と集客力も比例しました。
ポイントは、日本一と世界一ということです。 集客がなければ、体験レッスンもできません。
もちろん、体験レッスンができなければ、新規のお客さまは入会しません。
私が仕掛けた【成功の法則】は、後日お知らせしますが、ここで一度
【情報量による決定の法則】に基づいたあなたの【成功の法則】を作り出してみてください。
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