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教室運営のヒント NO,136◆語学ビジネス市場2015

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■この時期は、矢野経済研究所からのスクール関連の発表
が続きますね。

「語学ビジネス市場に関する調査結果 2015」のサマリーが
発表されました。

 

サマリーは以下の通りです。

 

 

◆2014年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は
前年度比100.5%の8,131億円

 

2014年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は、
事業者売上高ベースで前年度比100.5%の 8,131億円であった。

 

なかでも e-learning と幼児向け英会話教材市場が好調であり、
市場全体を牽引したものの、ソフトウェア市場、通信教育市場、
電子辞書市場がいずれも大幅に減少したことから、
全体としてはほぼ横ばいで推移した。

 

 

◆e-learningが大きく伸長

 

2014年度のe-learning市場規模(事業者売上高ベース)は、
前年度比115.4%の 75 億円と大幅に拡大した。

 

なかでも、Skype などを活用した英会話サービスを
提供している主要事業者が、大きく売上を伸ばした。

 

この背景には参入事業者の株式上場やTVCM等の広告活動により、
同サービスの社会的認知の拡がりがあるものと考える。

 

 

◆2015年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は
前年度比101.7%の8,271億円を予測

 

2015年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は、
事業者売上高ベースで前年度比101.7%の8,271億円を予測する。

 

今後もe-learningや幼児・子供向けサービス(幼児・子供向け
外国語教室、プリスクール、幼稚園・保育園向け英語講師派遣市場、
幼児向け英会話教材)を中心に堅調に推移するものと考える。

 

ちょうど1年前の発表では2013年度の語学ビジネス総市場規模は
前年度比103.1%の8,089億円でした。

 

その時の2014年度の市場規模は前年度比102.1%の8,259億円と
予測されていましたが、予想より下振れていますね。

 

要因として、成人向け外国語教室市場が予想より
伸びていない点や幼児・子供向け外国語教室は予想を
上回っていますが、プリスクールが予想を超えられていない点が
挙げられますね。

 

特に成人の趣味・教養ニーズ市場の鈍化は、今の景気を
表しているように思われます。

 

また、ビジネスニーズに対応することにより、
グループレッスンよりワンツーマンレッスンの市場が
拡大傾向であることもポイントですね。

 

 

 

 

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