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2016.8.18
教室運営のヒント NO,136◆語学ビジネス市場2015
■この時期は、矢野経済研究所からのスクール関連の発表
が続きますね。
「語学ビジネス市場に関する調査結果 2015」のサマリーが
発表されました。
サマリーは以下の通りです。
◆2014年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は
前年度比100.5%の8,131億円
2014年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は、
事業者売上高ベースで前年度比100.5%の 8,131億円であった。
なかでも e-learning と幼児向け英会話教材市場が好調であり、
市場全体を牽引したものの、ソフトウェア市場、通信教育市場、
電子辞書市場がいずれも大幅に減少したことから、
全体としてはほぼ横ばいで推移した。
◆e-learningが大きく伸長
2014年度のe-learning市場規模(事業者売上高ベース)は、
前年度比115.4%の 75 億円と大幅に拡大した。
なかでも、Skype などを活用した英会話サービスを
提供している主要事業者が、大きく売上を伸ばした。
この背景には参入事業者の株式上場やTVCM等の広告活動により、
同サービスの社会的認知の拡がりがあるものと考える。
◆2015年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は
前年度比101.7%の8,271億円を予測
2015年度の語学ビジネス総市場規模(主要14分野合計)は、
事業者売上高ベースで前年度比101.7%の8,271億円を予測する。
今後もe-learningや幼児・子供向けサービス(幼児・子供向け
外国語教室、プリスクール、幼稚園・保育園向け英語講師派遣市場、
幼児向け英会話教材)を中心に堅調に推移するものと考える。
ちょうど1年前の発表では2013年度の語学ビジネス総市場規模は
前年度比103.1%の8,089億円でした。
その時の2014年度の市場規模は前年度比102.1%の8,259億円と
予測されていましたが、予想より下振れていますね。
要因として、成人向け外国語教室市場が予想より
伸びていない点や幼児・子供向け外国語教室は予想を
上回っていますが、プリスクールが予想を超えられていない点が
挙げられますね。
特に成人の趣味・教養ニーズ市場の鈍化は、今の景気を
表しているように思われます。
また、ビジネスニーズに対応することにより、
グループレッスンよりワンツーマンレッスンの市場が
拡大傾向であることもポイントですね。
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