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教室運営のヒント NO,108◆変化するメインターゲット層

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■ネットを見ていると、このような記事が出ていました。

 

「1、2歳の英語教室 人気」

 

イーオンに関する記事ですが、全国展開する同教室の
全体の入会者数はここ数年横ばいで変化がないが、
1,2歳児のクラスだけ伸びが突出している。

 

特に関東地方では、昨年の入会者数は前年比で34%増。
全国的にも2010年以降、年々1割ずつ伸びていて、
今年に入って、さらにペースが上がっているという。

 

幼児への英語教育熱には、2011年度から全面実施された
小学校の学習指導要領で、高学年の「外国語活動」が
必修化されたことも影響している。

 

低学年から英語活動を導入する小学校も少なくなく、
英語の時間を採り入れる幼稚園や保育園も増えた。

 

政府の教育再生実行会議は今年5月下旬、
小学校高学年の英語を正式な「教科」
にすることや、中、低学年からの英語学習を提言。
今後、小学校での英語教育がさらに進む可能性がある。

 

英語熱には「みんなやっているし、小学校で出遅れないように」
という親の焦りもあるようだ。

 

 

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■子ども英会話は、10年位前から低年齢化し、幼稚園児クラスが
一番集まりやすく、メインターゲットとしているお教室も
増えてきました。

 

実際に、私のお客様でも幼稚園児クラスをメインターゲット
として生徒を安定的に確保をしているところも多くあります。

 

さらに、2,3歳クラスを開講しているところや
1歳児のベビークラスを開講するところも増えてきました。

 

また去年あたりから、リーマンショック以降、
市場が頭打ちであったプリスクール市場にも
動きが出始めています。

 

確実に英語教育の低年齢化は進んでおり、一番募集しやすかった
ターゲット層が幼稚園児クラスから2,3歳クラスに変わりつつある
ことも実感できます。

 

 

■ただ、この記事の締めくくりは早期英語教育に対し肯定する意見と
「日本語の基盤先決」と早期英語教育に否定的な意見が書かれています。

 

この点は常に議論される点ですが、私自身は早期英語教育に対し
肯定派です。

 

しかし、そういった意見も尊重しながら市場の動向に敏感
感じることが必要だと思います。

 

また、低年齢化が進むなか、英検の需要も高まっています。

 

保護者が英会話教室に通うことにより、結果を求める傾向が
強くなってきており、英語熱が過熱していくなか、
ただ楽しいだけでは、消費者は満足しなくなっています。

 

子ども英会話の需要は拡大傾向になっていますが、
今まで10年やってきたから、これからも同じようにやれば
大丈夫というわけにはいかない可能性があります。

 

ターゲット層の変化もそうですが、消費者はよりシビアな目で
見てくることを忘れてはいけません。

 

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