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教室運営のヒント NO,378◆オンラインはファミレスのハンバーグ

 

 

 

※2020年9月15日配信したメルマガより

 

■新型コロナウイルス感染症拡大を受け、
多くのスクールが「オンライン」に取り組んだと思います。

 

最近は「今後、オンラインってどうなるんですか」という
質問を多く受けるようになりました。

 

皆さんも今後のオンラインがどのようになっていくのか、
気になるところだと思います。

 

独断と偏見になってしまうかもしれませんが、
私なりの思っていることをお伝えしようと思います。

 

と、その前に、オンラインに関する調査データがありますので
まずは、そちらからご覧ください。

 

 

■全国学習塾協会が2020年8月25日に発表した
「2020年4月-7月学習塾の業況調査」では、

 

・87.8%の学習塾が保護者は「対面授業」を希望している

・「オンライン授業」を希望していると回答は1.7%

・現時点では保護者のオンライン授業に対するニーズは
少ないという認識の学習塾が多かった

 

となっています。

 

こちらの調査は、学習塾側の調査です。

 

 

■では、保護者側の調査結果はどうでしょうか。

 

POPERが全国の公立学校と学習塾に通う小学校高学年
~中学生の保護者を対象にした調査
「学校・学習塾に求める新型コロナ第3波対策」が8月24日に
発表されています。

 

この調査では、

 

・新型コロナウイルス感染症の感染者が多い状況での、
学習塾に求める対応を尋ねたところ、オンライン授業
の実施を希望する意見が79.4%に達した

 

・感染者が少ない状況でも、オンラインを利用した対応を
希望する意見が64.3%に達している

 

となっており、保護者側の意見と学習塾側の意見に
少し違いが出ています。

 

 

■ここからは、私見になりますが、
結論から言えば、オンラインは今後も必要だと思います。

 

オンラインレッスンが対面レッスンの割合を凌ぐことは
ないだろうと考えています。

 

対象とする方によっては、コロナ前でも
オンラインレッスンを望む消費者も一定数いますが、
全体的な割合でみると、対面を超えることはないでしょう。

 

しかし、今回の件で、オンラインレッスンがスタンダードな
ものになり始めたことも事実です。

 

つまり、コンテンツメニューにオンラインレッスンがないことは
消費者からマイナスイメージに取られることがあるかもしれません。

 

 

■私が思うに、オンラインレッスンは、
ファミレスのハンバーグのようなものになったのでは。

 

ファミレスであれば、ハンバーグは必ずと言っていいほど
メニューにあります。

 

メインではないけど、必ずメニューにある。
いつも、誰もが、注文するわけではないけど、
どのファミレスにもメニューとして持っている。

 

そんな立ち位置にオンラインレッスンはなっていくのでは
ないでしょうか。

 

 

■スクールの廃業や倒産も増えるでしょう。
地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。

 

泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。

 

使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。

 

生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。

 

 

もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。

 

info@no-border.com

 

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