教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2021.4.9
教室運営のヒント NO,369◆やることに目的を持つ!
※2020年6月23日配信したメルマガより
■「オンラインレッスンを始めてみようと思うんです。」
あるスクールの経営者Aさんからご相談を受けました。
Aさん「オンラインレッスンを始めてみようと思うんですけど」
私「そうですか。オンラインレッスンを今、なぜ、始めようと
思ったのですか?」
Aさん「同業のスクールもやっているし、やらないのは
時代遅れのような気がして、始めようと思っているんです。」
私「オンラインレッスンには、メリットとデメリットがありますよ。」
Aさん「メリットとデメリット??ですか…」
私「それに、なぜ始めるのかという目的が明確でなく、スタートすると
うまくいくものもうまくいきませんよ。」
「他がやっているから、右へ倣えで始めるというのは目的としては
弱いですね。」
■Aさんと私との対話を少しお伝えしました。
今回のオンラインレッスンに関わらず、他のことも、
同業がやっているからやってみようと思う、という方が多いです。
始めるきっかけとしては、悪くはないです。
何より、動き出そうとしているわけですから。
しかし、他がやっているからだけでは、
やっていて、あまり反応がなかったり、忙しくなったり
すると、途中でやめてしまう可能性が高くなります。
たとえば、SNSもそうですね。
他が、インスタやっているから、FBをやっているから
Twitterをやっているから、YouTubeをやっているから
スタートすることはいいのですが、途中でやめてしまうのは
よくありません。
オンラインレッスンにしてもSNSにしても、導入する目的は何か。
ということをしっかりと考えてから始めるべきです。
■たとえば、オンラインレッスンを導入する目的の例として
コロナ禍で、オンラインレッスンを導入していなかったため、
緊急事態宣言解除後も復会するお客さまが少ない。
その原因として、数カ月間お客さまへの接触が途絶えて、
モチベーションを維持することができていなかったから、
接触頻度を増やすために、オンラインレッスンを導入する。
と言ったものです。
目的を明確にすると、仮にうまくいかなかった場合、
どこが悪いのか、どうすればうまくいくのか、
次のステップへ移行しやすくなります。
SNSの導入も同じことが言えます。
スクールのことをSNSに投稿しても、
反響がすごく、問合せ数が激増するわけではありません。
目的を明確にする、この点を考えて行動されると
うまくいかなかったことが失敗ではなく、検証の材料となります。
■スクールの廃業や倒産も増えるでしょう。
地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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