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2020.8.5
特定サービス産業動態統計調査の結果をうけて
■特定サービス産業動態統計調査5月分の確報が
7月16日に発表されました。
今回の調査結果を基に、
・学習塾
・英会話スクール
・フィットネス
のコロナ拡大以降の推移をみてみたいと思います。
■まずは、学習塾
1月 101.6
2月 101.9
3月 95.2
4月 85.3
5月 78.9
となっております。
これらの数値は対前年比売上高になります。
■次に、フィットネス
1月 100.6
2月 100.5
3月 63.6
4月 30.0
5月 5.6
■そして、英会話スクール
1月 99.8
2月 101.6
3月 66.6
4月 50.1
5月 42.3
■これらは、基本的に既存顧客に継続的に
サービスを提供するビジネスモデルです。
同じビジネスモデルでありながら、
減少割合に差が出ています。
では、どうしてこのように差が出ているのでしょうか。
皆さんはどのように考えられますか。
私が考えるポイントは3つ。
1.子ども>成人
2.必要性
3.オンライン化
■私の見る限り、成人を対象にしているところより
子どもを対象にしているスクールの方が
売上の減少率は低くなっています。
また、趣味で行っているものより、
必要性が高く、やらなければいけないものを
コンテンツにしているスクールは減少率が
低いです。
学習塾も英会話スクールもオンライン化への
移行はできましたが、フィットネスのオンライン化への
動きは遅かったです。
■8月現在、未だコロナが拡大しています。
とても平時には遠い状況です。
まだまだ、厳しい状況は続くと思われます。
特に「密」を避ける現状を考えると、
飲食業もそうですが、稼働効率により利益を出す
ビジネスモデルは厳しくなっています。
今までの定員数ではなく、少人数でも利益を出すためには
顧客単価のアップを図る必要が出ます。
6月以降の動向も注視していきたいと思います。
■スクールの廃業や倒産も増えるでしょう。
地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
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お送りください、お待ちしております。
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