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2014.12.24
教室運営のヒント NO,44◆これがクラス編成!
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◆クラス編成をする前に
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クラス編成をする前に、なぜクラス編成をするのかを考えなくてはいけません。
もちろん、その日の気分でクラス編成をする人は、いないと思いますが・・
もう一度、前回でもお話したクラス編成をする理由を下記に書いておきます。
1.生徒のレベル調整のため
2.生徒の帰宅時間が変わるため(子どもの場合)
3.クラス人数が減ったため、クラスをまとめる
4.新規クラスを作るため、曜日・時間をあける
この内、1,2は生徒側の為に行うクラス編成になりますね。
逆に、3,4は3,4は教室側のクラス編成になります。
クラス編成をしたからといって、生徒が退会しては全く意味がありません。
確かにどうしても通うことができずに、退会する生徒も出るかもしれません。
しかしそういった生徒を極力出さないようにしなければいけません。
それでは、続いてクラス編成のやり方についてお話していきますね。
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◆クラス編成のやり方
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前回でもお話したとおり、私はこのクラス編成をするにあたって言い続けていることがあります。
それは、「クラス編成のときほど、それまでの生徒とのコニュニケーションや
生徒や生徒の親御さんとの信頼関係が浮彫りにでる時期はありません。
講師としての腕の見せ所ですよ。」ということです。
これは、頭の片隅でもいいので覚えておいてもらいたいことです。
さあ、それではまずこちらが考える『クラス編成表』を作成していきます。
『クラス編成表』と私が勝手に名前を付けましたが、名前は何でもいいです。
あなたが、わかりやすい名前にしてください。
内容は『最終のクラス形態を表す表』のことです。
たとえば、月曜日の4時からは、幼児クラスとか。火曜日の5時からは、
小学校低学年クラスとか。
そして、そのクラスに5名のクラスとするならば、A君とBさんとCさん・・・
というように5名の名前を書いていきます。
さらに、通っている小学校や幼稚園・保育園の名前、その学年の記載も必要ですね。
幼稚園・保育園によっては、帰宅時間が変わることもあります。
3時に子どもが帰宅するのに、3時からのクラスには入れませんよね。
そして作成したクラス編成表をもとに、編成を行っていくわけです。
そのためにも、日頃のクラス構成の表を作成しておく必要はあると思いますので、
もし作成していないのであれば、この機会に作成してみてください。
また子どものクラス編成表作成の注意点ですが、
◆1クラスの学年差は3学年までにする。
たとえば、小学校1年生と5年生が兄弟だとしても同じクラスにはしないようにしてください。
◆クラスは学年項にしていく。
たとえば、3時の未就園児クラスからスタートしたら、4時は幼児クラス、5時は低学年クラス、
6時は中学年クラスとします。
いきなり3時の未就園児クラス後の、4時に低学年クラスを入れて5時に幼児クラスと
項番を変えないようにしてください。
これを行うと、学年が変わるとき、その曜日に通えなくなります。
以上は注意したいところです。
そして、クラス編成をしていくことを生徒に伝えるのは、最低2ヶ月前には行った方がいいですね。
急に編成をしようとすると、難易度が上がってきますので、余裕を持ってできるようにしましょう。
その際、こちらが思ったとおりに誘導できるようなアンケートを作成しておくことをオススメします。
アンケートがあれば、それをもとにスムーズに行えるのでいいと思います。
また最終的に、どこを『おとしどころ』にするのかをしっかりと頭に入れて、行っていかなければ、
生徒と平行線をたどることになってしまいます。
このように、クラス編成をするにもその前の段取りが、かなり重要になってきます。
そのため最初にもお話した、なぜクラス編成をするのかをしっかりと考えておく必要があります。
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