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イー・ラーニング研究所は16日、子供がいる20~50代の親179人を対象に実施した「年末年始の子どもの習い事アンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、「2019年、保護者間で話題になった習い事はあるか」との問では、「はい」が57%、「いいえ」が43%で、半数以上が学校外での習い事に関心を持っていた。
話題になった習い事では、第1位「プログラミング教室」(55)で、僅差で「英会話スクール」(53)が続いた。
「スポーツ系」(33)や「学習塾」(29)などの定番の習い事以外にも、「ユーチューバー・Vチューバ―」(10)という回答もあり、テクノロジーを活用した新しい習い事への関心度も高かった。
次に、「2020年、新しい習い事をさせたいか(させる予定はあるか)」の質問では、「はい」が59%、「いいえ」が41%で、約6割が新しい習い事に挑戦させたいと考えていた。
子どもにさせたい習い事としては、「英会話スクール」(63)、「プログラミング教室」(62)という回答が群を抜いて多かった。
さらに、新しい習い事を検討しているうちの約3割は「英会話スクール」と「プログラミング教室」の両方を習わせたいと考えていた。
また、「なぜその習い事をさせたいのか(させる予定なのか)」との問には、「将来のためになると思ったから」(83)という回答が最も多く、次に「2020年の教育改正に向けて」(39)が続いた。
約8割の親が将来を考えており、今年スタートする教育改革だけでなく将来を見据えた上で、子どもたちに役立つ学びを考えて、習い事を検討していることが伺える。
「将来子どもになってもらいたい職業は何か」との問では、第1位が「経営者」(60)、第2位が「プログラマー(SE)・ゲームクリエイター」(39)だった。
昨年に続き「経営者」が人気で、ITに取って替えられない人材が求められる中で、世の中をリードしていく職業を目指してほしいと感じていることが分かる。
そのほかでは、ネットワーカーや国連などの回答もあり、IT社会やグローバル社会での活躍を期待していることが推察できる。
今回の調査は、昨年12月3日~今年1月9日にかけ、子どもがいる全国の20~50代の親(男女計179人)を対象に、紙回答方式で実施した。
イー・ラーニング研究所では、2017年から、習い事に対する意識を調査するため、子どもを持つ親を対象に「年末年始の子どもの習い事アンケート」を実施。今回も、教育改革が開始する2020年に向けて、アンケート調査を行った。
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