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2014.12.19
教室運営のヒント NO,41◆入会率の高い体験レッスン【実践編】
今回は私が実践していた体験レッスンについてお話したいと思います。
■まずは、非常に長いので読み難いといけませんので、
【全く新規のお客さまだけで行う体験レッスン】のことを【新規】
【通常の既存のレッスンの中で行う体験レッスン】のことを【既存】
というように呼んでいきますね。
それでは、私が実行した体験レッスンの中で注意した点をお話していきます。
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■子どもの体験レッスンの場合
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私の場合、子どもの体験レッスンは、『新規』『既存』の両方を行っていましたので、
わけてお話していきたいと思います。
■新規の場合
▼参加者は3~5名までにします。 まず参加者は多くても5名までにしました。
通常のレッスンでは、もう少し多いとは思いますが、クロージングをする際のことを考えると、
私は5名までではないかと思います。
私の経験上、どんなすばらしい営業マンでも一気に5名以上のクロージングは契約率を下げます。
(他業種は、違うかもしれませんが・・) またクロージングに慣れていない場合であれば、
1名での体験レッスンを行っていきます。(体験レッスン内容を、若干修正する必要がでます。)
▼体験レッスン開始、10分前にはお客さまには来てもらいます。
参加者が複数の場合、遅れてくることもあります。そのため、早めに時間を設定しておきます。
また開始前に、子どもとのコミュニケーションをとり参加する子どもをリラックスさせます。
お母さんにはアンケートをしてもらい、クロージングの際に使える資料とします。
▼参加する子どもに、名前が分かるように名札をつけます。
これは忘れがちですが、レッスン中、ちゃんと子どもは名前で呼んであげます。
ただ参加者が複数いる場合、覚えるのも大変ですから名札をつけ、名前が分かるようにします。
■既存の場合
▼参加者は3名までにします。 新規と違い、既存の場合は多くても3名までにします。
また1クラスの定員制を掲げている場合は、参加者を含めてその定員にします。
既存の場合、すでに授業料を支払いレッスンに来ているわけですから、その点を最大限に考慮します。
▼体験レッスン開始、15分前にはお客さまには来てもらいます。
新規より5分早く来てもらうのは、既存のお客さまもレッスンに来ますので、
できる限り混乱を避けるためです。
既存のお客さまには、今回体験レッスンの参加者がいることを忘れずに伝えます。
あとは、新規と同じようにしていきます。
ただ新規より子どもとのコミュニケーションはできる限り多く取ります。
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■成人の体験レッスンの場合
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成人に関しては、『新規』『既存』という考えではなく、
全く違う考えの体験レッスンを行っていました。 その注意点をお話していきます。
■成人の場合は、最初にアンケートを取ります。 そして、レベルチェックをしていきます。
成人の場合は、子どもと違い、年齢でクラスわけをしないので、その参加者のレベルが重要になります。
無理に高いレベルや、謙遜して低いレベルのクラスに入会しても、結局面白くなくなり長く続きません。
そのため、このレベルチェックの基準を明確にしておきます。
またレベルチェックの方法として、講師との会話、簡卖なペーパーテストを行いました。
■基本的に、既存のレッスンへの参加はさせずに、レッスンを外から見て、
どのようなレッスンをしているのか確かめてもらいます。
その際に、既存のレッスンに参加しているお客さまに簡卖に紹介をしていきます。
その後、クロージングをしていきます。
これまでのことは、講師ではなく、別のスタッフが行いました。
(講師が外国人のため、日本語でクロージングができないからです。)
ここまで、ざっと私が体験レッスンの際に注意していることを書いていきましたが、
やはり重要なことは、『お客さまに対する気遣い』ですね。
せっかく時間を割いて、体験レッスンに参加してくれるわけですからその時間を無駄に
させてはいけないと思います。
体験レッスンだけで、いい評判はなかなかでませんが、悪い評判はしっかりとでます。
また成人は、子どもに比べ注意点が尐ないのは、決定権者の違いですね。
最終的に入会の判断を決める決定権者が、成人の場合であれば、体験レッスン参加者ですが、
子どもの場合は、若干変わってきます。
そのため、注意しなければいけない点が増えるわけです。
最後に、くどいかもしれませんが、体験レッスンに参加してくれる人に、
まずは『感謝』のキモチを忘れないようにしたいものです。
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