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2019.8.14
教室運営のヒント NO,314◆餅は餅屋
■餅は餅屋と言うことわざを耳にしたことがあると思います。
「物事には専門家がいて、それぞれの専門家にまかせるのが
一番である」ということのたとえです。
また「素人は上手にできてもしょせん素人なので、専門家には
かなわない」という意味もあります。
このことわざの由来ってご存知ですか。
「餅は餅屋」の由来は江戸時代に遡るそうです。
餅は、江戸時代では各家庭やご近所が寄り合い餅を搗(つ)く
ものでしたが、餅屋の搗いた餅がおいしかったことから、
このことわざは生まれました。
また、江戸後期に始まったといわれる「いろはかるた」ですが、
江戸(東京)、上方(京都)、尾張(愛知県西部)ではそれぞれ
内容が違います。
「餅は餅屋」は上方の「いろはかるた」に取り上げられたこと
によって、ことわざとして定着したそうです。
■このようなお話をしたのは、何もことわざを由来から
知ってもらおうと思ったわけではないです。
皆さんもスクールで教えられていることの専門家ですよね。
たとえば、
「子どものころ、ピアノを習っていたから
子どもにも教えられると思ったけれど、イライラして
ちゃんと教えられない。
そこでピアノ教室に通わせるようにしたら、すぐに上達した。
なんといっても餅は餅屋で、やっぱり教え方が上手だ。」
と似たようなことを言われたことがないですか。
■似たことわざで「芸は道によって賢し」と言うものがあります。
「伝統芸能など専門的なことは、その道の人がよくわかっている」
という教訓を示しています。
専門家と言われる皆さんのなかに、どうしても自信が持てない
と思われている方もいます。
そういった方は、どうしてもお客さまへ自信を持って
対応ができないと言われます。
それは、
本当に知識が足りなくて専門家と言われるレベルになっていないのか、
成功事例や実績がなくて自信を持てないのか
客観的に見極める必要があります。
「やっぱり餅は餅屋だ。」と言われるスクールになっていますか。
専門家として恥ずかしくない知識を持っていますか。
実務者として活動できていますか。
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