教室運営のヒント&お知らせ Tips & News
2019.7.30
教室運営のヒント NO,312◆クラス運営について
■今回はクラス運営についてお伝えしたいと思います。
皆さんのスクールもグループレッスンや
プライベートレッスンなどでレッスンを
行われていると思います。
さらに、経営者自らレッスンを行われている場合もあれば、
講師を雇用して、レッスンを行っている場合もありますね。
■スクールの収益性を上げるのであれば、
グループレッスンを行うことがいいのですが、
うまくグループレッスンができていないケースも
あります。
たとえば、定員に満たない人数で行っている
グループレッスン。
仮に定員6名で授業料設定をされていれば、
2名で行われるレッスンは、採算性が非常に悪くなります。
しかし、講師を雇用してレッスンを任せている場合。
定員6名いるときと2名でのレッスンのときと
給与が変わらなければ、少ない人数で行い続けてしまう
講師っていませんか。
自ら率先として、生徒を入れるなり、
クラス編成を行うなりをしてくれればいいのですが。
お客さまに満足をいくレッスンをするためには
この人数がベストだと、さも正論のようなことを言う、
講師もいるようです。
■クラスの人数が増えれば、クラスのハンドリングが
不可欠になり、レッスンスキルが求められてきます。
まだ、経験が浅い講師の場合、どうしても多くの生徒を
受け持つことができないこともあります。
定員数から授業料を算出している場合、
それに満たないクラスは採算性が取れないことを
認識してもらう必要があります。
そうは言っても、生徒募集がうまくいっていないスクールは
定員まで生徒を集めることができないこともあります。
そういった場合、クラス編成を行うか、
その人数でも採算性が取れるように授業料を変更するか、
考えていかなければいけません。
■クラス運営をほったらかしにしていくと、
勝手にプライベートクラスを量産していったという
事例もあります。
スクールの方針として
プライベートを勧めていないに関わらず
お客さまが望むからプライベートレッスンを
作ったと言う講師もいます。
スクールは労働集客型のビジネスです。
さらに教室の数にも限りがあるはずです。
そういった場合、人数に見合った授業料にするか、
授業料に見合った給与にしなければ、
いずれスクールの経営が危険になってきます。
クラス運営はスクール経営の根幹にかかわる
重要なことの一つです。
全体の生徒数だけを見るのではなく、
個々のクラスもしっかりと見ていった方がいいです。
お問い合わせ Contact
お一人で悩まず、
まずは気軽にご相談ください。