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2019.3.14
教室運営のヒント NO,283◆スクール経営で変わったこと、変わらないこと
■私がスクールビジネスに関わるようになって
名古屋にある英会話スクールに入社してからなので
すでに20年以上経ちました。
未だ若輩者ですが、関わっている年数だけだと
ベテランの域でしょうか。
私がスクールビジネスに携わるようになって
一番変わった点と言えば、ネットの利用ですね。
授業やレッスンもそうですが、情報発信の方法や
生徒募集の方法もネットにより、大きく変わりました。
ネットの存在は、今まで大手優位だったものを
中小・個人教室でもやり方によっては繁栄するスクールに
なることができるようになりました。
大手だけではなく、中小・個人でも旧態依然の考えでは、
生き残ることは、昔に比べ難しくもなってきました。
■たとえば、
良い授業やレッスンさえしていれば、
生徒は集まると思っている。
余分なサービスの提供は不必要である。
情報発信や宣伝広告活動など必要ない。
など、教師然とした考えでは、
昔はどうだったかは、知りませんが、
今のご時世では難しいと思います。
そもそも、民間のスクールでは教師ではなく講師です。
教育産業ですが、基本はサービス業です。
このことを忘れてしまうと、衰退してしまう
可能性が高まってきます。
■また、全く違う角度からですが、
より「個」の力が試されるようになってきました。
スクール業界だけではなく、どの業界でも
人手不足だと言われています。
特に労働集約型であるスクールビジネスでは
人がいなければ大きくできない、
人がいなければ成り立たない、
と言われていました。
しかし、人がいてもマニュアルありきの
授業やレッスンではサービスやソフト面では
差別化がなかなかできず、規模を大きくしていない
中小のスクールが優位に立っているところもあります。
■ネットがもたらした変化により
よい部分も悪い部分もありますが、
基本的に変わらないこともあります。
それは、必要と感じているお客さまに求めることを
提供し、継続してもらうことです。
方法は時代によって変わるかもしれませんが、
根本は変わりません。
必要と感じているお客さまを見つける工夫
お客さまが求めるものを提供する工夫
お客さまが継続して通ってもらえるようにする工夫
この3つを根本として考え、スクールビジネスを
行っていけば、時代が変われども、繁栄しつづける
スクールになれると思います。
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