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2018.4.18
教室運営のヒント NO,236◆稼働率を考える
■私が考えるスクール経営における
損益に関する支出の比率があります。
・営業利益10%
・講師料30%
・宣伝広告費15%
・地代家賃15%
※売上高に対する比率
この中で特に講師料の割合が高いスクールが
多いのが現状です。
なかには講師料が50%と授業料の半分となる
スクールもあります。
私自身の考えでは、講師の報酬は上げるべきだと
考えており、高額報酬を推進しています。
間違っても利益を出すために、人件費を
削減するということはお勧めしていません。
■報酬を上げると、講師料の売上割合が増えるのでは?
と疑問に思われるかもしれません。
売上割合の30%なんて机上の空論でしょ!
と思われるかもしれません。
講師の報酬を上げるけど、売上割合は上げない
このための対策が実はあります。
それが「稼働率」です。
■たとえば、グループレッスンの場合、
定員数がありますよね。
6名定員のところが3名や2名だったり
していませんか。
定員数に対しての在籍数の稼働率を
80%以上のできたらどうでしょうか。
6名の定員であれば5名での稼働ですね。
■たとえば、100名の生徒がいるとした場合、
月曜日から土曜日まで開講しているのと
月曜日から木曜日までの開講ではどうでしょうか。
6曜日開講で100名と4曜日開講で100名では
稼働率が違いますよね。
クラスの稼働率と曜日の稼働率を考えれば、
売上割合を上げることなく、講師料を上げることが
可能になります。
ぜひ、皆さんのスクールの稼働率を考えてみるのは
いかがでしょうか。
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