前回は、「アイデンティティー構築」と「今買おう」について触れました。

「アイデンティティー構築」は、いわゆる「イメージ広告」になります。

その代表的なものが、【テレビＣＭ】です。
一般的には、このテレビＣＭはイメージ戦略のために使われます。

テレビＣＭを、通常のイメージ戦略で使うと莫大な経費が必要になります。
そのため「大企業が使うもの」という考え方があります。

しかし実はもっと違う使い方もあるのです。それは、私が役員をしていた某大手英会話スクールの戦略です。
この戦略は最近いろいろと考えられ、実際に使われています。

最後まで、読んでいただければ「あ～、そういえば・・。」とお分かりになると思います。

それでは、その某大手英会話教室の【テレビＣＭ】の戦略について触れていきます。

実際にこの戦略の広告費はあまりかけなくても済みます。

そのため使ったテレビＣＭの広告費は、月額６０万円ほどで年間７２０万円です。
これでも、高いといえばそうかも知れません。

しかし、広告代理店いわく「テレビＣＭで効果をだすなら、最低５億円は必要。」と言うところもあります。

それを考えれば、この金額がいかに少額かがお分かりになると思います。

それでは、月額６０万円、年間７２０万円で一体どのような効果がでるのでしょうか。

月額６０万円では、もちろん協賛ＣＭは無理です。できたのはスポットＣＭ、１５秒くらいのＣＭです。

そんなテレビＣＭでも戦略を考えれば、効果はしっかりとでます。

それは、【ターゲットを絞ること】です。このことを行えば、
少額な広告費のテレビＣＭでも「アイデンティティー構築」ができ、さらに違う効果も出すことができます。